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副業でもっと「高単価な仕事」を見つける、重要ポイント2つ

コラム

 働き改革の一環として、大手企業が副業を容認するなど、大きな動きがあったこの1年。これまでの連載では、副業のメリット・デメリットやすでに副業に取り組んでいる人について紹介しました。

コーヒーを飲みながらリビングでパソコ

※画像はイメージです

 今回の記事では、副業を始めるにあたってのポイントとしての「1.何を売るのか」「2.誰に売るのか」の2点に絞って説明していきます。

【第7回】自分は「何を」「誰に売るのか」を考える

 すべての仕事は共通していることですが、労働とは、誰かに対して、何かのサービスやメリットを提供・販売することで成り立っています。

 したがって、副業においても、「自分は何を」「誰に売るのか」の2点を考えることが第一歩となります。

 収入を得る形態を「成果報酬」、または「時間報酬」の軸、「専門性高」、または「専門性低」という軸で分類した場合、大きく次の4つに分類することができます。

1.成果報酬 & 専門性高:トレーディング・アフィリエイト型
2.成果報酬 & 専門性低:営業職型
3.時間報酬 & 専門性高:専門職型
4.時間報酬 & 専門性低:事務職・接客業型

どのスキル・経験を副業に使うか棚卸する

報酬

(出典:弊社にて作成)

 副業収入を得る場合も、この4つの分類のうち、どこに自身の専門性・スキルがあるのかを踏まえ、どのタイプに当たるか分析することが出発点となります。

 本業が忙しい人は短時間で稼ぐことができる可能性がある「成果報酬型」、本業のスケジュールが割と読める人は「時間報酬型」から始めることが現実的です。

 そして、最終的には専門性が低い領域から専門性が高い領域へ移行してくことが、より高単価な稼ぎ方となります。専門性を高い仕事をするために、まず取り掛かり易い形式的なところであれば、Word、Excel、Power Pointを十分に使いこなせるようになることが近道です。

 ただし、専門性的な仕事をするためには、本業の仕事を頑張り得意領域を深める、資格取得、語学やプログラミングを勉強するなど、地道な努力が必要です。スキルに関して言えば、「すぐ使えるものは、すぐ使えなくなる」傾向がありますので、継続した努力は不可欠です。

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