松屋の復活「1190円海鮮チゲ」が大大大傑作。プラス190円で“ご褒美鍋”に
牛丼チェーン店では、身体が温まるメニューが豊富にラインナップされる時期になりました。吉野家では牛すき鍋膳、すき家では以前記事「“5つの工夫”で満足度も上がる」で紹介した牛・麻辣火鍋といったように、「鍋メニュー」が季節限定の注目メニューになっています。
そんななか、松屋から登場したのが、「海鮮豆腐キムチチゲ」。どうやら15年ぶりの復活メニューだということで、期待もその分膨らみます。結論から申し上げると、素晴らしい大大大傑作でした!
店内満席な中、チゲを食べているのは見る限り私1人であり(おそらく昼間の忙しい時間帯だったため)、「みんななぜ食べない!?」と叫びたくなるほどのおいしさだったのです。
焼肉と海鮮チゲの相性はいかに?
そこで今回は、本メニューのおいしさの魅力と、要望点を正直にレポートしつつ、松屋の海鮮豆腐キムチチゲを年末年始らしく“ご褒美メシ”にアップグレードする方法をご紹介してみたいと思います。プラス190円で夢のようなキムチチゲに大変身してしまいましたよ!
海鮮チゲシリーズのうち、まずは「海鮮豆腐キムチチゲカルビ焼肉セット」(1190円)を注文。焼肉と海鮮チゲの相性を試してみることにしました。玉子は生か半熟を選べるのですが、私は生を注文。さてさてお味は一体……。
素材の旨味で汁まで飲んでしまう
一口食べてみたところ、海鮮とキムチの旨味に牛めしの肉の濃厚さが見事にマッチしていて、無言で食べ続けたくなるほどのおいしさでした。
うーん、これは力強くて最高です。松屋定番の甘辛な「富士山キムチ」も存在感を発揮しているのですが、辛さに頼りすぎることなく、活躍しているのはあくまでも素材の旨味。汁までしっかり味わうことができ、ごはんにかけて雑炊のように楽しむのもアリだなと思いました。
栄養的には、単品で食べた場合にたんぱく質が29.1g摂取できること、唐辛子のカプサイシンが発汗作用を促進してくれる点で魅力的。単品でのカロリーは499kal(沖縄は654kcal)と控えめで、塩分は6.2g(沖縄は7.6g)となっています。気になるとすれば塩分量ですが、あまりにおいしいので汁まで飲んでしまいます……。