「高学歴ビジネスマン」ほど仕事で陥りやすい落とし穴とは?
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。
ぼくは外資系のコンサルティングファームで働いていますが、周りの人の大部分はいわゆる「高学歴」です。日本人であれば誰でも知っている大学を卒業している人が多い職場です。
「学歴が高い = 仕事ができる」ではもちろんないのですが、一定の努力ができる、ある程度の思考力がある、という証明にはなっているため、大手企業や外資系企業の場合は、高学歴を好む傾向にあるといえるでしょう。
しかし、そのような高学歴の人たちの中にも、仕事で苦しんでいる人はいるのです。
学歴が高い人は「パターン学習」に慣れきっている
有名な大学に入学するためには、センター試験や2次試験でミスなく高得点を取っていく必要があります。
解法を高校や予備校で学び、過去問を何回も解き、高スピードで処理できるようになる、そういう努力を積み重ねているのです。
高学歴の人は、「このような場合は、これが正解である」というパターンをたくさん覚え、それを導き出すことに長けているといえるでしょう。
そしてこれは、受験で勝ち抜くためのベストな方法でしょう。
今までのパターンを何回も解き、さっとその答えを本番で引き出せるようにする。その能力が高ければ高いほど、難関大学に合格する可能性は高まります。
なので、高学歴の人は「過去にやり方が確立されているルーティンワーク」などの、何かしら答えがあるタイプの仕事には大変強いです。覚えも早いですし、ミスなくこなすことに長けています。
しかし、実はこれが落とし穴になることもあるのです。
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