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アフターコロナで「モテる・モテない」男性の決定的な差

暮らし

 昭和から平成にかけて、モテる男性の条件とされた3高(高学歴・高身長・高収入)。しかし令和の時代は経済的不況や価値観の多様化が進み、真逆の条件を求める女性たちが出現。恋愛ニーズは時代とともに変遷して来た。

「ひと昔前と違って、現代の男女関係は一言でいうとシビア。モテるものがモテ、モテないものはモテません。つまりモテと非モテの勝ち負けがはっきり出る“恋愛資本主義”の時代です」

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アフターコロナで恋愛格差が拡大する? ※イメージです(以下同じ)

 そう分析するのは、モテるための答えをわかりやすく解説した恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論 』(実業之日本社)の著者・勝倉千尋氏だ。恋愛のプロ「モテコンサル」として男女の幸せな恋愛を日々啓蒙しているという勝倉氏が、誰でもすぐに実践できるモテマインドを伝授してくれた。

非モテからモテ強に進化するには

――非モテからモテ強へ脱皮するために必要なことは何でしょう?

勝倉千尋(以下、勝倉):気になる女性とお近づきになりたいのであれば、まずは清潔感が欠かせません。私自身、モテコンサルの仕事で「男性の条件で譲れないものは?」と女性に必ず聞いているのですが、かなりの高確率で「清潔感!」という返答があるくらいですから。

 ただ、清潔感と清潔であることは似て非なるもの。爪が伸びて黒ずんでいたり、髪の毛がベタベタ、あるいは肩にフケのような白い粉が付いているとか……。

 そういうのはただの不潔さんですから問題外として、どうも男性の場合、清潔感の演出が主観的で中途半端なものになっている感じがします。ポイントは女性から見て清潔感があるか否か。単なる自己満足では意味がありません。

――女性目線から見た清潔感というのは?

勝倉:例えばですけど、これから夏本場を迎えて発汗量もグンと増えます。そうすると大量の脇汗が原因で大きな汗ジミや臭いが発生しやすいですよね。

 女性は変化や違和感を見逃がしませんから、たった1か所でも手入れが疎かになって粗が見えちゃうと、「全体的に汚い男性かも!?」という大きなマイナス印象を与えてしまいかねません。

男の清潔感はモテるための入国審査

勝倉千尋

オンラインで取材に応える勝倉千尋さん

――なるほど。男が思う以上に、女性は色々なところを見ているのですね。

勝倉:これは著書にも書かせていただいたことですが、女性は肉体的構造上、セックスの時に男性を受け入れてあげる側。要は体内に異物の侵入を許すわけだから大変です。そのリスクを本能的にわかっているので、できる限り害がなさそうな男性でないと受け入れたくはないんです。

 つまり清潔感の有無はイミグレーション(入国審査)のようなもの。もしもデート中に脇の汗ジミと臭いがヒドくて、女性から害のある異物と判断されてしまったら、その後の発展は99.9%望めません。

 女性から見た清潔感の重要性をしっかり認識した上で、細部まで気遣いを怠らず対策を練ることが、審査突破のポイントだと言えます。

恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論

恋愛資本主義社会のためのモテ強戦略論

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