サイバーエージェント幹部の元バチェラーがYouTuberデビューしたワケ
「同期が何十人もいて、競争が激しい…」「周りに評価されるにはどうしたらいいのか…」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
大手IT企業であるサイバーエージェントで幹部を勤めた経験を持ちながら、4社に出資をしているエンジェル投資家、さらにAmazon Primeで2018年に配信された人気番組「バチェラー・ジャパン」シーズン2に出演するなど多方面で活躍している小柳津林太郎さん。
そんなにたくさんの肩書きを持って何か意味があるの? 今回は小柳津さん自身の働き方や、いま力を入れている「スラッシャー」と呼ばれる活動についてお話を伺いました。
インタビューするのは、株式会社ビーボに2018年4月入社し、企業内YouTuberとして就活やキャリアに関する情報を日々発信している「市川と内藤」(市川航と内藤光希)。
YouTubeで「Interesting」の面白さを広げたい
市川と内藤:唐突で大変恐縮なんですが、小柳津さんって何者なんですか? いろんなところで活躍されていることは知っていますが、さまざまな活動をされているので肩書きが難しいなと。
小柳津林太郎(以下、小柳津):確かに、 いろいろな活動はしていますね。肩書きでいうと、個人事業主・(合弁会社なので)代表従業員・エンジェル投資家・インタビュアー・ブランドアンバサダー・事務所所属のタレントという感じですね。最近だと、自分自身の表現活動としてYouTubeも始めたりしていますよ(笑)。
市川と内藤:YouTube拝見させていただきました! 他のチャンネルでは見ないようなテイストですよね?
小柳津:そうですね。いわゆる“funny”のような面白さではなく、“interesting”な面白さのコンテンツを届けるチャンネルにしたいと思っています。なので、映画監督さんや、俳優さん、芸人さんなどをゲストにお招きして、インタビューしていくようなコンテンツなどを考えています。
市川と内藤:なるほど。YouTubeも始めらて、既に肩書きがたくさんあると思うのですが、小柳津さん自身の今後の方向性として、何を目指されているんですか?
理想は本田圭佑? 新しい時代の働き方「スラッシャー」
小柳津:ビジネスと表現活動の2つの軸でそれぞれ目指している方向性があります。まず、ビジネスでは一個人の小柳津林太郎として仕事をしてみたいという気持ちがあります。
その一方、組織で働く尊さもよくわかっているので、組織を作るということにもチャレンジしてみたいですね。自分の表現活動では、“スラッシャー”と呼ばれるような人々を増やす活動をしていきたいと思っています。
市川と内藤:“スラッシャー”って日本だと馴染みがないように思うんですが、具体的にどのような方が“スラッシャー”にあたるんですか?
小柳津:スラッシュ(/)で肩書きをたくさん並べられるような人をスラッシャーと呼びます。例えば、本田圭佑さんはわかりやすいと思います。「サッカー選手/クラブオーナー/カンボジア代表監督/経営者/タレント/エンジェル投資家」といったような感じですね。
市川と内藤:となると、小柳津さん自身もスラッシャーなんですね。
小柳津:そうなりますね。そして、今後はこのように多くの挑戦を続ける人を増やしていきたいと思っています。