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「こいつは即戦力になりそうだ」と思わせる面接の話し方のコツ

学び

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「転職面接で成功する人、失敗する人のマインドセット」です。

面接

※画像はイメージです(以下、同じ)

 若手ビジネスパーソンのみなさんは、転職について考えたことが一度はあるでしょう。「この会社にずっと勤めよう」と、のんきに考えている人は、もうほとんどいないと思います。エージェント会社に登録して、面接を受けたことがある人も少なくないでしょう。

 ぼくも、面接官として、いろんなバックグラウンドや年齢の人の面接を担当しています。面接では「今までの経験はどうか」「問題解決をする際の思考プロセスは十分にあるか」「どんな専門性があるか」「英語力に不足はないか」などを確認していきます。

 上記はもちろん大事なのですが、今回は「面接の成否を決めるマインドセット」について解説していきます。

“面接官の気持ち”を第一に考える

 まず、あなたに考えてほしいのは「面接官の気持ち」です。

 きらびやかな経歴、圧倒的な専門性があれば、面接に通りやすいのは確かです。しかし、面接をしたときに「うーん、この人は優秀そうだけど、うちの会社で活躍するイメージが湧かないな」と思われてしまったら、そこでアウトです。

 では、どうすれば「おお、この人ならすぐに活躍してくれそう」「即戦力だな!」と思ってもらえるのでしょうか。綿密な企業分析でしょうか? それとも美しい志望動機でしょうか? それとも――。

 企業分析や志望動機、自己PRは、あくまでツールでしかありません。もちろんこれらを磨き上げることは大事なのですが、これらが何のために使われるか、理解することは何よりも大事です。

企業の一員であると仮定して語ろう

面接

 面接官を前のめりにさせるために、ぼくがおすすめしたいのは「自分がすでにその企業の一員であると仮定して、どのように貢献するか活き活きと語ること」です。具体的な例を考えてみました。

「自分が、このコンサルティングファームに入ると仮定したら、製造業メーカーで培った製品開発技術を活かして、企業のR&D戦略をサポートするプロジェクトや、競合分析におけるディープなインタビューで価値を出せると考えています」

「逆に、ビジネスディベロップメントの経験が不足しているので、経験豊かなマネージャーと同行して、そのスキルもどんどん盗んでいこうと思います」

「また、今まで最先端テクノロジーに関する社内トレーニング講師や資料作成などしていたので、同様に社内知見の蓄積にも貢献できます」

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