月300〜500万円稼ぐ強者も……仕事マッチングサービスで「稼げる人」「稼げない人」の差を運営側に聞いてみた
コロナ禍で一気に浸透したリモートワークなどに伴い、以前よりも合理的な「新しい働き方」「ジョブ型の働き方」などが注目されている。「オフィスを持たず、好きな場所を転々としたり、旅行しながら、仕事をこなす」といったワーケーションなども、少しずつではあるが浸透し始めており、従来の「働き方」よりずっと自由にお金を稼ぐモデルも話題になっている。
ただし、こういった「新しい働き方」を、自社従業員に対して柔軟に対応する企業はまだ限られている。これら「自由に働くこと」を優先させる場合は、おおむねフリーランス、個人事業主としてでなければ成り立たないのも現実だ。
そんな中で、さらに注目されているのが仕事マッチングプラットフォームを介しての働き方。
仕事マッチングプラットフォームとは「クラウドソーシング」とも言われるものだが、発注側(クライアント)と、受注側(フリーランス・個人事業主)などを、プラットフォームを介してマッチングするもの。「自分の時間」を大切にしながら、「ジョブ型の働き方」によって対価を得ることができるので、理想的な「新しい働き方」にも思える。しかし一方で、実際は「稼げている人」「稼げていない人」の明暗がはっきり分かれているようにも映る。これが正しければ、その違いとは果たしてどんなことなのだろうか。
今回は、仕事マッチングプラットフォームの最大手・ランサーズの執行役員 上野諒一さんに話を聞きながら、「新しい働き方」において、「稼げている人」「稼げていない人」の違いについて紹介する。