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【SNSで超話題!】強制的にスマホを使えなくする「スマホ断食サワー」を飲んでみた

コラム, 暮らし

動画やゲーム、SNSなど食事中もついついスマホを手にしてしまう人も多いのではないだろうか? そんなスマホ中毒の人もスマホ断ちができるという驚きのドリンクが、2023年5月25日(木)リニューアルオープンした「渋谷ネオ焼肉・ホルモン ふたご」に登場した。スマホを手にしていては飲めない究極のサワー、その名も「スマホ断食サワー」。SNSでも発売前から話題のドリンクをルポ!

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「渋谷ネオ焼肉・ホルモン ふたご」登場!

「大阪 焼肉・ホルモンふたご」は創業14年目の焼肉屋。首都圏を中心とし、国内101店舗、海外に3店舗を構える人気店だ。(2023年現在)

そんな「大阪 焼肉・ホルモンふたご」の渋谷道玄坂店が、2023年5月25日(木)より期間限定(終了日未定)で「渋谷ネオ焼肉・ホルモン ふたご」(通称:ネオ焼肉ふたご)としてリニューアルオープンした。

お店の外にはネオンカラーの暖簾。ビニール製のところに新しさを感じる。

店に入ってみると中は昔ながらの焼肉屋の雰囲気を残しつつも、ネオンやオレンジカラーのメニュー札が下がり、懐かしさと新しさが混在した不思議な空間となっている。

スタッフさんの帽子にも電光掲示板のようなネオンが光る。Z世代をターゲットとした「ネオ焼肉ふたご」では、BGMの選曲もZ世代なら誰もが口ずさみたくなるような旬の曲ばかり。

食べられないお通し?

席に通されてまず運ばれてきたのはお通し…。

こちらのお通しはななんと線香花火。パチパチと散る火花と火薬の匂いがなんともノスタルジックな気持ちにさせてくれる。

Z世代を意識したここだけのメニュー

ここでは通常の「大阪 焼肉・ホルモンふたご」のメニューはもちろんのこと、ネオ焼肉にふさわしいZ世代を意識したオリジナルのメニューが全10種類ラインナップしている。そのうちのいくつかを紹介しよう。

パチパチ7レンジャー参上!(ピンク) 748円(税込)

推しカラーを選べるドリンク「パチパチ7レンジャー参上!」は全部で7色。推しのメンバーカラーを選べば上がること間違いなし! どの色もレモンサワー、もしくはレモネードスカッシュとなっている。

レモンシャーベットの上には別添えの弾けるキャンディをのせてパチパチ感を楽しむ。

ふたごの NEO ポテトサラダ 748円(税込)

ふたごで人気のポテトサラダにスナックをのせて食べる「ふたごの NEO ポテトサラダ」。じゃがいもとたまごを潰して作るポテトサラダは自分の好みの粗さにできるのもうれしい。最後にのせるスナックはカラムーチョとすっぱムーチョから好きなものを選べる。

カラムーチョをのせたポテトサラダは辛さがプラスされてお酒にぴったりのおつまみとなった。

両手にミニマンガ肉 1,958円(税込)

こちらは「両手にミニマンガ肉」。ゴロリとした牛肩ロースが骨型のスティックに刺さっていてまるで漫画に出てくる肉のようだ。

早速スタッフさんに網の上で肉を焼いてもらう。表面が焼けたらチーズをのせてバーナーで豪快に炙ってくれる。

チーズがとろけたらマンガ肉を両手にポーズを決めて撮影タイム。満足のいく写真が撮れたら、カットしてもらい、バターとニンニク、大葉を熱したソースでいただく。食べ応えのあるガツンとしたメニューはしっかりお腹を満たしてくれる。

ジュージューキムチャーハン 1,078円(税込)

こちらは石鍋で作る「ジュージューキムチャーハン」。

石鍋の中でじゅうじゅうと音をたてるチャーハンは五感で楽しめるようにと考案された。バーナーで炙ってもらったチーズが香ばしく、ご飯とキムチのバランスがちょうどいいテッパンのメニュー。

ぱんだっく 858円(税込)

こちらはキュートなアイスのパンダを添えたホットック「ぱんだっく」。

網の上で焼いたホットックは表面がパリッとしてあたたかく、冷たいアイスとクリームが相性抜群! この日食べにきたお客さんからも大好評だったとか。これは密かな人気メニューになりそうだ。

店内のわたあめ機で作る「にじいろコットンキャンディー」。自分で作るのが楽しいメニューだ。

にじいろコットンキャンディー 770円(税込)

持ち手の部分が光るので、帰りにテイクアウトして暗い夜の街で映えを楽しむのがおすすめ。

スマホを強制的に使わせない「スマホ断食サワー」とは?

スマホ断食サワー 858円(税込)

今回のオリジナルメニューの中で筆者が一番気になっていたのはSNSでも注目を集めていた「スマホ断食サワー」。

グラスの底を見てみると片側が欠けていて自立しない。

ここにライトを点けたスマホを挟むとライトアップされた映えるドリンクが楽しめるという仕組みである。スマホを手放さないと置くことができないという衝撃のドリンクだ。

画面を下にする必要があるのでつい画面を見てしまうこともなさそう。せっかくの映えドリンクなのに自分のスマホでは撮影できないというジレンマさえも楽しい。高さが合わない場合に挟む下敷きも用意されていた。

「スマホ断食サワー」はレモンサワー。お酒が苦手な人はノンアルコールのレモネードスカッシュも選べる。鮮やかなブルーの秘密はゼリー。店内のネオンが反射してなんとも綺麗である。

金魚すくいのポイをイメージしたスプーンで魚の形のグミをすくうのも楽しい。

「スマホ断食サワー」が生まれたきっかけ

お店のスタッフさんが目の前でお肉を焼いてくれるという提供スタイルをとっているふたごでは、お客さんとのコミュニケーションを大切にしている。

ところが最近、肉の説明をしているときもスマホを見ている人が増えてきたのだとか。そこで思いついたのが「スマホ断食サワー」。スマホを手放すことができる上に、映えも叶えるZ世代にささるメニューが完成した。

これはコミュニケーションを大切にするふたごだからこそ生まれたドリンクといえるのではないだろうか。

開発で一番苦労したのは?

今回の開発で一番苦労したのはグラスの製作。不安定で今までにない形、さらに工数もかかるため声をかけた5〜6社の工房に断られたのだそう。そんな中、群馬県の上越クリスタルガラス株式会社がこの思いに共感し、製作を引き受けてくれたのだとか。

手作業で作っているため作れたのは30個。1つが1万円以上するという高級グラスとなったが、やはり不安定なため割ってしまうことも多いそう。スマホの代わりとなるコースターもあるが、うっかり何も挟まずに置いてしまわないよう、酔っ払う前に飲み終えた方がよさそうだ。

TikTokでバズりそう!?

今回の「スマホ断食サワー」は発売前にSNSでも話題となっていた。筆者の周りでもTikTokで見たという話を結構聞く。「スマホ断食サワー」の告知にあたってはZ世代に特化したマーケティングを行なっているSNSマーケティング会社に依頼をしたのだそう。

その結果、1カ月たたないうちに「スマホ断食サワー」のTikTokは最初のもので320万回再生、全ての動画のトータルで400万回以上の再生となったのだとか。Z世代に情報を届けるためにはSNSの活用が必須となっているのかもしれない。

コロナによる制限が解除された今こそ、スマホを置いて映えるメニューを楽しみつつコミュニケーションをとってみてはいかがだろうか?

<文・撮影/ばくいぬぞう>

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渋谷ネオ焼肉・ホルモン ふたご(通称:ネオ焼肉ふたご)※旧「渋谷道玄坂店」
オープン日 2023年5月25日(木)から ※終了日未定
営業日時
17:00~24:00 (L.O.23:30)
17:00~23:30 (L.O.23:00)
定休日 ※1/1~1/3は除く
東京都渋谷区道玄坂1-19-10 J1-ビル 1F
ご予約  公式ホームページ

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楽しいことを日々探し続けているぐうたらライター。最近はフェスやライブに行くのが趣味。

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