夜の会社には真実が…入社前に「ブラック企業を見抜く」ノウハウ10選
10.オンライン化が進んでいるかチェック
10つ目のブラック企業を見抜く方法は「オンライン化が進んでいるかチェックする」です。オンライン・データ化が進んでいない会社は危険度が上がります。資源も無駄遣いですし、効率の悪い紙・FAX・ハンコなどを使う風潮が強く残っている会社は、それ以外のことでも非論理的な意思決定を下す可能性が高いです。
もちろん業態によってはオンライン化が難しかったり、どうしてもデータに移行できない場合もあります。例えば不動産業界では、物件を所有する大家さんが高齢でFAXしか使えず、それに合わせてFAXを使用するといったケースも多く見られます。
そのため、この方法を利用する際には「同業界の他の会社と比較してどうか?」という視点でチェックしてみると良いでしょう。
ブラック企業を回避するには
ここまでがブラック企業を見抜くノウハウ10選でした。盛りだくさんでしたが、今回お伝えしたノウハウを駆使すれば、危険な会社にあたるリスクはグッと抑えられるはずです。
冒頭でもお伝えしたように、ブラック企業の定義は人によって異なります。そのため「あなたにとってのブラック企業はなんなのか」を明確にしていくと、より良い就職・転職活動ができるはずです。
また、ブラック企業への入社を回避するためには「面接で正直に話す」ことも重要です。ある程度正直に話しておけば、自分の考えと合致する企業に入りやすくなり、結果的に「自分にとってのブラック企業」に入社するリスクは下がります。
正直に話した結果、お見送りになることもあると思いますが、変に取り繕った自分で無理に入社するよりはずっと良いでしょう。今回紹介したノウハウと合わせて「面接で正直に話す」ことも、ぜひ意識してみてくださいね。皆さんの就職活動が成功することを心より応援しています。
<TEXT/岡本 啓毅(株式会社UZUZ代表)>