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高橋克実、20代を毎日一緒に過ごした監督との初主演作「すべて言われた通りに」

20代を毎日一緒に過ごしていた森岡監督

向田理髪店

(C) 2022 映画「向田理髪店」製作委員会

――森岡監督とは20代の頃に一緒にお芝居されていたそうですね。

高橋:そうなんです。僕を主演にというのは、酔っぱらって誰かと決めたんじゃないですか?(笑)。森岡さんとは「劇団離風霊船」で一緒で、僕が旗揚げ5年目に入って、森岡さんが6年目に入ってきました。外からの人間という共通項と、あと年齢は僕がひとつ下ですが、誕生日が4月1日で一緒なんです。映画好きというところも共通していましたね。

 森岡さんは当時、すごくいいアパートに住んでたんです。エアコンまでついてて。夏なんか、「暑くて寝られない」と話したら、「うちはエアコンかけて布団に入って寝て、寒いよ」とか言ってて、「なに、その贅沢!」って感じで。テレビもビデオもあるから、入り浸って毎日一緒に映画を観てましたね。

――劇団で一緒だっただけではなくて、めちゃくちゃ仲良しだったんですね。

高橋:そう言われるとそうですね。森岡くんが二人乗りできるバイクに乗っていたので、しょっちゅう後ろに乗せてもらってました。稽古に行くにも何をするにも、ずっと一緒でしたね。

『トリビアの泉』は本当に特別な番組だった

高橋克実

――本編では、康彦の息子がプロのヘアメイクの仕事に触れて感化されます。高橋さんは『トリビアの泉』で俳優以外のお仕事でも人気者になりましたが、当時、バラエティの現場で刺激を受けたことがあれば教えてください。

高橋:『トリビアの泉』は本当に特別な番組でしたね。最初にお話をいただいたのは、PARCO劇場で舞台「おかしな2人」に出ていたときで、そこで僕と八嶋(智人)くんがスペインの兄弟役で出てたんです。スペイン語なまりのセリフをしゃべるおかしな兄弟で。それをご覧になったプロデューサーさんが、今度始める『トリビアの泉』という番組のMCにこのコンビは面白いんじゃないかと考えついたのがきっかけでした。

 それで、その企画を立ち上げた当時20代半ばくらいのディレクターさんふたりと喫茶店でお会いして、企画意図を聞きました。最初は深夜番組でしたし、結構やわらかいネタが多かったんですね。

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