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材料費37万円で「マイサウナ」を作成!安全性と“こだわり”を本人に聞いた

暮らし

完成してからみんなで入ると格別

[マイサウナ]の作り方

それなりのスキルはいるが、サウナビルドに最も必要なものは「気合と道具」とのこと(写真/福島章公)

 井戸水を使った水風呂に浸かりながら嬉しそうに話す設楽氏。小鳥のさえずりがさらに深い“ととのい”へと誘う。

「サウナビルドは始まったばかりの文化です。私の作り方が正解というわけではないので、いろいろ試行錯誤してほしい。取材でほかの方のマイサウナも見ますが、どれも個性が溢れていて面白い。これから新たなDIYサウナが生まれることを楽しみにしています」

普段のサ活にも余裕が出た

[マイサウナ]の作り方

 サウナビルドにかかった材料費は以下の通り(※2021年9月時点)。ウッドショック(木材の価格高騰)の影響で、現在同じものを作るとしたら約1.5倍の予算が目安。ちなみに、時計型薪ストーブはホンマ製作所製だ。

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<材料費>
基礎 1万669円
小屋本体&デッキ28万3840円
ストーブ・煙突 3万2819円
炉台・炉壁・遮熱板 1万3604円
給排気設備 3342円
建具金物類 6863円
ネジ・クギ類 6026円
塗料・接着剤 1万4070円
――――――
計 37万1233円(税込み・送料は除く)

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 いまも温浴施設に通う設楽氏は「マイサウナのおかげで普段のサ活に余裕が生まれた」と言う。「いつでも入れる」というゆとりは、マイサウナを持つ大きなメリットかもしれない。

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【設楽敦】
『ドゥーパ!』編集長。自ら設計図を引いたサウナの製作手順を収録する『Sauna Builder ~DIYでサウナを作る本~』(ONE PUBLISHING)はサウナビルドの指南書として人気に

サウナが「おじさんのがまん大会」「終電逃した酔客の吹き溜まり」などと揶揄されていたのは昔の話。日常生活の中で、能動的にサウナを取り入れるファンが増え、サウナーの意識、施設の充実共に洗練され続けている。サウナの楽しみ方は十人十色――アナタの「ベストサウナ」を見つける一助となるべく生まれたサウナMOOK編集部

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ベストサウナ vol.2 (扶桑社ムック)

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