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材料費37万円で「マイサウナ」を作成!安全性と“こだわり”を本人に聞いた

暮らし

 空前のサウナブームで慣れ親しんだ施設は大混雑! 気軽に“ととのえない”サウナーも多いのではなかろうか。作る・買う・借りるという3つの視点で、新しいサウナ様式を手に入れるためのヒントを模索した! サウナムック『ベストサウナ vol.2』より、今回は自分で作る「DIY編」をお届けする。

[マイサウナ]の作り方

火入れから1時間ほどでサウナ室は80℃に、薪をくべ続ければ100℃近くに達する。2段構造で寝転べるサイズのベンチにするなど、こだわりの詰まった設計は設楽氏自ら行った

総費用37万円、サウナを作る贅沢

「コロナ禍で人数制限された施設は大混雑。もう少し自由にサウナに入りたいと思い、小屋の内壁に断熱材を施工し、ストーブを導入すればイケるのでは……と考えたんです」

 そう話すのは、昨年5月に千葉県某所のプライベートキャンプ場にマイサウナを建てたDIY雑誌『ドゥーパ!』編集長の設楽敦氏。セルフロウリュも可能な本格サウナにかかった製作費は約37万円だ。

[マイサウナ]の作り方

『ドゥーパ!』編集長 設楽敦氏

「ほぼ木材の価格です。サウナ専用ではなく安価な時計型薪ストーブを使用し、サウナストーンもホームセンターで購入した大きな火成岩を割って利用しています」

安全基準を満たすための工夫も

[マイサウナ]の作り方

実際の製作に関わったのは総勢9人(写真/福島章公)

 まさにDIY精神に溢れた選択だが、もちろん自己責任も伴う。安全性には要注意だ。

「サウナ室として安全に使える基準を満たすため、火災対策で炉と床・壁の間に空気層を設け、給排気口もしっかりつけています。半年くらい一人でコツコツ作る人もいますが、今回はプロの大工さんと仲間を集めて6日間で完成させました。ワイワイ作るのもDIYの醍醐味だと思いますし、完成してからみんなで入るサウナは格別ですよ」

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ベストサウナ vol.2 (扶桑社ムック)

ベストサウナ vol.2 (扶桑社ムック)

「KAMAKURA HOTEL」のサウナを楽しむ瞬間を、表紙カバーに採用!

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