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なぜ「IT業界はクソ」と言われてしまうのか?避けるべきブラック企業の見分け方

学び

良い「IT派遣」の見分け方とは?

落ち込む人

 かつては多かった「避けるべきSES(IT派遣)企業」も、今ではだんだん減少傾向にあります。なぜなら、新しく設立された企業や業界でさらなる成長を狙う企業が「良いSES(IT派遣)企業」として事業を確立し始めているからです。

 一昔前は「還元率の高い給与」や「案件をエンジニア自身で選べる制度」などは、100社に1社あれば良いほうでした。しかし現在はその数も徐々に増えています。今後、SES事業を行う企業が生き残るには「良いSES(IT派遣)企業」への転換が欠かせないため、この割合はさらに増加していくでしょう。

 繰り返しになりますが、SES(IT派遣)はIT業界全体の7割を占める働き方です。ITエンジニアとして働くならきっとどこかで関わるはずなので、「SES(IT派遣)はクソ」と一括りにしてしまうのは少々もったいないかもしれません。

 今後ITエンジニアを目指す方は、SESを切り捨てるのではなく「良いSES(IT派遣)企業」の見極めに注力してみてはいかがでしょうか。そうすることで、自身の選択肢もさらに広げられるはずです。

<TEXT/株式会社UZUZ 執行役員 白川聖悟>

株式会社ESES(イーエス)代表取締役社長/UZUZ(グループ会社)執行役員。1990年、埼玉生まれ。新卒で大手ヘッドハンティング会社に入社し、3年間オーナー社長への新規開拓営業を実施。その後UZUZへ転職し、営業・キャリアカウンセラー業務に従事。事業部責任者/支店立ち上げを経て、最年少で執行役員に就任。現在はIT業界/SES業界の課題を解決するために「単価評価制度」「案件選択制度」を導入したIT企業を設立し、1年間で40名を超えるエンジニア経験者を採用し、トップクラスのスピードで成長中
Twitter:@Seigo_uzuz

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