“スマホの奴隷”に…リモートワークで「生産性がダウン」する人の特徴
インプットとアウトプットを繰り返す
検索においては、2つの情報が存在するのです。
■ 無意識の検索=筋が悪い情報ばかり表示される(ノイズ)
■ 仮説を元にした検索=筋が良い情報がヒットする確率が高まる
大切なことは、たくさん検索することではなく、どのような方向の情報を検索するのか先に決めることです。検索する前には事前に十分な仮説を立てておくことが求められます。
「とりあえず」で検索するなんて、料理のメニューも決めずにスーパーへ行って片っ端から食材を買い込むのと同じこと。この場合、「カレーを食べる」と決めて必要な具材を考えた上でスーパーに行けば、ムダな買い物は減ります。「とりあえず検索」は、自分には不要な情報(ノイズ)だけになってしまいます。
つまり、リモートワークにおける仕事力は、仮説を充分に立てて検索し、インプットとアウトプットを繰り返すスタンスが求められます。リモートワークでITツールがメインの仕事になっても、自分の頭で考え、情報を吟味する“ひと手間”をかけることが仕事力の鍵を握るわけです。
<TEXT/人材育成トレーナー 鈴木進介>