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15分70円で乗れる「激安シェアサイクル」に驚き。便利だけど少し不安も

ビジネス

利用にあたっては注意すべき点も

ハローサイクリング

充電残りが気になる…

 しかし注意しなくてはならないのは、駐輪禁止の場所に駐輪するなどして、放置自転車として撤去された場合、実際の返却までの料金だけでなく、放置自転車の撤去手数料や保管費も負担することになるようだ。自転車は駐輪場に停めましょうということですね。

 そろそろ自転車を返そうと思い、せっかくなので充電スポットに返そうと思い検索をかけたところ、新宿、三鷹あたりにしかなく、杉並区のハローサイクリングを利用した人が全員怠惰だと、電池がゼロになるまで充電をなすりつけ合うチキンレースになりそうだった。

あーこの自転車20%だけど中野まではいけるな」とか「あーこの自転車5%だけど、スーパーまではいけるな」ということになるのではと思った。

なぜこんなに駐輪場が多いのか?

 おそらく業者が定期的に充電しているのだと思うが。と思いながら自分も阿佐ヶ谷の最寄りのステーションに返却することに。人は基本怠惰だ。「リターン」を押して「イエス」で返却が完了した。とても簡単だ。

ハローサイクリング

ハローサイクリングではなく、別の事業者の駐輪場

 返すときにハローサイクリングではなく「ダイチャリ?」となったのだが、調べてみるとハローサイクリングとは、全国のレンタルサイクル事業を統括するサービスのようで、とりあえず登録しておけば、全国で契約したレンタルサイクル事業者がハローサイクリングのアプリに表示されるので、予約や返却がしやすい。所謂、ハブの役割をしているとても便利なサービスだった

 やたら観光地にステーションが多いと思ったのは、観光地にハローサイクリングと事業契約を結ぶレンタルサイクル屋が多いということのようだ。今後も旅行や街ブラに利用してもよいかもしれない。

<取材・文・撮影/山崎尚哉>

’92年神奈川県鎌倉市出身。ライター業、イベント企画、映像編集で生計を立てています。レビュー、取材、インタビュー記事等執筆しています。TALKING BOXという配信スタジオ、イベントスペースを運営中。
Twitter:@yamazaki_naoya

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