三原じゅん子の圧倒的貫禄、山本太郎は10円ハゲに…有名政治家の“初登院日”を振り返る
政治は私たちの生活と隔絶された遠い世界の話ではありません。政治に無関心で生きることはできますが、政治と無関係に生きことはできないからです。
【画像をすべて見る】⇒次へ>をタップすると次の画像が見られます
そして投票される側、政治家たちも当落にかかわらず私たちと同じように暮らしを送っています。政治家も一人の人間なのです。
そうした政治家たちの人間味をもっとも垣間見ることができるのは、選挙後の初登院日です。近寄りがたく、どことなく一般の感覚からズレているようにも思える政治家も、やはり人の子です。当選した喜びは何事にも代えがたく、初登院日にはそれまで見たこともないような顔を見せます。
首相官邸や政界の取材歴が10年超のフリーランスカメラマン小川裕夫(@ogawahiro)が、これまで何回も見てきた初登院日の様子を交えながら、第49回衆議院議員選挙後の初登院日だった11月10日の様子を伝えます。
独特な雰囲気を放つ初登院日の正門
第49回衆議院議員選挙の当選者は、11月10日に招集された特別国会が初仕事になりました。
普段は堅く門を閉ざしている国会議事堂ですが、初登院日だけは違います。正門が開け放たれ、そこに登院する議員が続々と集まります。その議員を取材するために報道陣も多く集まり、そして議員を応援してきた支援者もお祝いに駆けつけます。
そのため、初登院日の正門は独特な雰囲気を放つ“お祭り”模様となるのです。私は、これまでに衆参問わず初登院日を何回も取材してきました。その雰囲気は独特で、毎回のようにドラマが生まれています。
一番乗りを狙って待機する議員も
初登院日は、国会の正門が開け放たれます。そのため、開門一番乗りを果たそうと早朝から待機している議員がいることは珍しくありません。
今回、一番乗りを果たしたのは日本維新の会から出馬して初当選した阿部司議員です。他方、特に一番乗りにこだわらずマイペースで登院する議員もいます。