思いつくまま投稿してもダメ!SNSでファンが増えない人の特徴と解決策
スマホの普及により、私たちの1日の情報摂取量は10年前に比べ、およそ530倍といわれています。営業マンが自社の商品を売り込もうと思っても、認知すらされないのが現実です。
そんななか、企業の売上115倍にPRで貢献し、大人気のPR塾を主宰するのが、株式会社LITA代表取締役の笹木郁乃氏(@ikunosasaki)。
そんな彼女のPRメソッドを盛り込んだ新刊が2021年7月に発売された『SNS×メディアPR 100の法則』(日本能率協会マネジメントセンター)。彼女が教える、「ファンが増えるSNS運営のテクニック」とは?(以下、同書を一部編集のうえ、抜粋)。
ファンが増えるSNSには“設計”がある
せっかくSNSを運用するのであれば、ファンが増えるアカウントに育てたいですよね。
まずそのために重要なのが、「ファンが増えるSNS設計=土台づくり」です。フォロワー数の増えにくいアカウントは、脈絡なくいろいろなテーマの内容が投稿されているアカウントです。たとえば、本をイメージしてもらうと分かりやすいのですが、旅行や料理のレシピ、子どもの学習方法、仕事のアドバイスなどが一冊に書かれた本は、何を一番伝えたいのか分かりません。
「誰に見てもらいたいのか」を明確に
SNSでの投稿も、基本的にはこれと同じです。
まずは、あなたのテーマを決めましょう。ジャンルとして、子育てなのかビジネスなのか、はたまたファッションなのか。あなたの専門性をしっかりと打ち出せるテーマを決めましょう。
そして、「誰に見てもらいたいのか」を明確にすることが重要です。その人たちがどういう世界観が好きで、普段どういう雑誌を読んでいるかまで設定するとイメージがブレません。
特にコンテンツがストックできるInstagramでは、雑誌のバックナンバーを見るように、過去の画像が一覧で表示されるため、ブレない設定が重要です。あなたが目指す結果に繋げるためにも、後述のファンが増えるアカウントの黄金法則にそって、SNSを設計していきましょう。