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創業3年で急成長のベンチャー社長が実践する、3つの時短仕事術

ビジネス

仕事術3:時間帯や状況に応じたフレキシブルな業務

営業マン 名刺

時間帯や場面によって行う業務を明確に区別し、無駄な時間が発生しないようにしています。日中の、お客様と連絡を取ることが可能な時間帯は、基本的にはお客様とコミュニケーションを取る仕事を行います。逆に社内での作業など、コミュニケーションを必要としない仕事は、昼休みや夜に行うようにし、時間を有効活用。また、スマホでもできるような仕事は、電車などでの移動時間に行うようにしています。

 こういった明確な時間の使い分けができていないと、業務効率が悪くなり、残業時間が長くなったり、大事なタイミングを逃したりしがちですが、時間帯や状況に合わせて仕事をすることで、機会損失をなくせるんです」

 DXというとAIやロボットで自動化して時短効率化というイメージがあるが、それだけでは不十分で、“人”による貪欲な姿勢や提案力、スケジュール・タスク管理や時間や状況に応じた業務なども必要なのかもしれない。こうした“人”によるパワーこそがDXを完璧なツールにしてくれるに違いない。

<取材・文/一ノ瀬聡子>

【佐上峻作】
M&A総合研究所代表取締役。24歳で起業。企業から1年で東証一部上場企業に事業を10億円以上で売却した後、総勢10件以上、総額約50億円の企業売買に携わる。そこでM&Aの非効率さ、不透明さを痛感しM&A仲介業での創業を決意。2018年の創業以来、徹底的に業務の効率化、スピード感にこだわり続け、現在では約50名の従業員を率いるまでに事業を拡大

webメディアのライター。ビジネスハックやスキルなどを専門家に聞くのが楽しくて仕方がない。読みやすくわかりやすい文章を心がけている

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