多くの人が勘違いしている「日本人が英語ができない」2つのワケ
私がTOEIC専門スクールで学んだ結果
実際、私自身も、学生時代は学校の授業にプラスアルファくらいしか勉強しておらず、社会人になってから英語をやり直した口です。27歳の時に、とあるきっかけがあって「外資系へ転職しよう」と決めて、TOEIC専門のスクールで徹底的に勉強しなおしました。
そこで、約2年間、毎週5時間の英語で行われる授業に出て、毎日1時間ほど宿題をこなしました。つまり、2年で1000時間、集中的に英語を勉強しました。ここで、私は「2200時間」を突破することができたのです。
日本人で英語の得意な人や話せる人の話を聞くと、皆さん人生のどこかで「英語漬け」になっています。留学していた人もいれば、国内で自分で勉強した人もいます。
もし、あなたが学生時代以来あまり英語に触れていない状態だとしたら、少なくとも500〜100時間程度は英語を集中的にやる必要がある、ということなのです。
英語学習の「質」についての誤解
さて、先に「時間が足りない」という話をしましたが、次は「質」についてです。あなたの英語学習は、質の高い時間の使い方になっているでしょうか?
相談者に「今まで、どんな勉強をしてきましたか?」と尋ねると、たいていは英語教材(本)、アプリ、英会話スクール、オンライン英会話など、あれこれトライしています。そのこと自体はいいのですが、はたして、英語に取り組む「順序」と「学習の質」は、どうでしょうか?
「英語を話せるようになりたい!」と思った時、多くの人がすぐに思いつくのは、やはり「英会話」です。ビジネスパーソンでオンライン英会話に取り組んでいる人もたくさんいらっしゃると思います。
ですが、大人になってから英語をやり直したい、という人が最初に取り組むべき勉強法は、実は「英会話」ではありません。