パソコン内のフォルダを効率的に整理する方法。リモートワークも快適に
通信環境は生命線と心得る
リモートワークにおいては通信環境ほど大事なものはありません。しかしリモートワークに不慣れな人の中には、その重要性を十分に認識できていないため、周囲に不要なストレスを与えてしまっている人がいます。
特に最近ではオンラインWeb会議が爆発的に普及したことで、通信環境の良し悪しが如実に仕事への影響を及ぼすようになっています。では、通信環境の良し悪しはいったい何で評価できるのでしょうか。それは「回線の安定性」「通信速度」「通信容量」「通信の安全性」の4つです。
通信速度の遅さは周囲にも迷惑が
1つ目の「回線の安定性」とは、回線が接続した状態を継続的に維持できるかどうか、ということです。ここが不安定だといつの間にか接続が切れていて、急ぎのメールの受信が遅れたり、逆にメールを送ったつもりが送信トレイに残ったまま未送信の状態になっていたりということが発生します。また、Web会議中に通信が途切れることでフリーズしたりして、会議から離脱してしまうこともあります。
2つ目の「通信速度」はデータをダウンロードまたはアップロードするスピードで、bps(ビーピーエス)という単位で表されます。通信速度が遅いとWebサイトの閲覧や音声、動画コンテンツのダウンロードに時間がかかるので、オンラインで重いデータを頻繁にやり取りするうえでボトルネックになります。また、Web会議では通信速度が遅いと音が飛んでしまうこともあり、コミュニケーションロスの発生要因になりかねません。
3つ目の「通信容量」は特定の期間内に使用できるデータ量の上限で、スマートフォンによるデザリングやモバイルルーターなどを使用したネットワークで設定されていることが多いです。
この通信容量を超えてデータの通信を行うと通信制限がかかって極端に通信速度を下げられたり、契約によっては通信できなくなる場合もあります。通信できなくなるのは言うまでもありませんが、速度制限をかけられた場合もWebサイトの閲覧すらままならなくなるほど低速になる場合があるので要注意です。
4つ目の「通信の安全性」は安全性が低いネットワークを使用すると、データの漏洩に繋がる恐れがあるということを忘れてはいけません。