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インパルス堤下敦、事故での謹慎期間を振り返る「YouTubeしか見ていなかった」

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データもコメントも、全てチェックする

堤下敦

――メニューはどうやって決めているのでしょうか。

堤下:初期は僕がよく作っているものとか、僕が母に教わった料理とかです。その後は、僕がお店とかで食べて美味しかった料理を、こんな感じだったなと思い出しながら試作を何回もして。あとは一人前というのがコンセプトです。

――「一人前」にこだわるんですね。

堤下:『堤下食堂』は、男性視聴者が68%を占めるんです。そこで、男性が一人でも簡単にできるようにしています。二人前だと、(一人分を作ろうとした時)半分とか一瞬わからないじゃないですか。大さじ1の半分って、どのくらい?みたいな。だから、基本は一人前です。

――YouTubeのデータは、結構見ているのですか?

堤下:もちろん! データもコメントも、毎日見ています。見ない日はない。まず朝起きた時、そして昼間、電車の移動中など時間があいたら見て、寝る前にも。始めてから今まで、コンスタントに96~98%グッドボタンなんです。すごく励みになりますね。

キャラクターを「使い分ける」意図とは?

堤下敦

――『堤下食堂』では、「店長」という“肩書”で出ています。一方「カジサックチャンネル」では、「サックし」というキャラクターですね。

堤下:僕、SHOWROOMで『純喫茶堤下』というチャンネルをもっていて、そこでは「純喫茶ちゃん」として毎日生配信しているんです。

 テレビとかラジオに出るときはインパルスの堤下、自分のYouTubeチャンネルは「店長」、カジサックのチャンネルでは「サックし」、そして「純喫茶ちゃん」。キャラクターを4つに分けている理由は、気持ちを切り替えるためです。

 例えば「店長」は優しくて料理が上手で、怒らない。「サックし」は暴れん坊で、「純喫茶ちゃん」はただただふざけてるやつ、という風に分けておくと、視聴者の方も、それぞれに語りかけやすい。4つのキャラクターを視聴者さんに提案したら、視聴者さんは4つを楽しめる。そのためにあえて分けているんです。

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