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初めて証券口座を開くならどこ?投資のプロのおすすめは…

コラム

 先行き不安な世の中で、私たちに安心を与えてくれるもののひとつは、やはり“お金”。しかし、いざ株式投資を始めようとネットで調べてみても、情報が多すぎて何を信じて良いのかわからない……そうこうしているうちにタイミングを逸してしまった!

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※イメージです(以下同じ)

 そんな悩みを抱える若者も多いでしょう。今回は投資の超初心者である20代ビジネスマンを代弁(?)すべく、「bizSPA!投資部」が、株式投資の基礎である「総合証券」と「ネット証券」の違い、オススメのネット証券などを取材。YouTubeなどで積極的に発信を行う認定テクニカルアナリスト(CMTA)・Hana♪ママさんに、実体験に基づいたアドバイスを聞きました。

ネット証券と総合証券、何が違うのか?

 自分の好きな企業の株を買う、いわゆる株式投資を行う際に必ず必要となるのが「証券口座」。通常の銀行口座と異なり投資に特化した証券口座を開設することで、個別株式を購入することができます。

 証券口座では、株式以外にも債券やiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)など幅広い投資商品の取り扱いがあり、証券会社には「総合証券」と「ネット証券」があります。どれを選べば良いのでしょうか?

「総合証券とネット証券を比較する際のポイントは2つ。実店舗の有無と手数料です。総合証券は野村証券、大和証券などの実店舗を持つ昔ながらの証券会社です。顧客一人ひとりに担当者がつき、投資のアドバイスが受けられること、電話で株式売買の発注を行えるなど、対面でのサポートが充実していることが特徴です」

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今回お話を聞いたHana♪ママさん

「しかしその分、売買の際にかかる取引手数料が高め。また口座管理料が必要になる場合もあります。総合証券のオンライン取引サービスもありますが、こちらも取引手数料は高めです」(Hana♪ママさん、以下同)

 それに対し、ネット証券はSBI証券、楽天証券などの実店舗を持たない証券会社を指します。

「ネット証券は、口座開設から株式売買までの全てをネット上で自分で行うことになります。しかし、その分、取引手数料が安いです。どちらが良いのかは人によりますが、昔と違い、ネットで簡単に情報収集ができること、操作などの不明点についてはコールセンターやチャットで問い合わせできる体制が整っていることを考えると、個人的には手数料の安いネット証券がおすすめです

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