気に入らないと、LINEを即ブロック。面倒な友人に効く“意外な返し”
LINEの機能として「ブロック」というものがありますが、便利に使う人もいればそれを利用して友人との関係を悪くする人もいるようで……。今回は、LINEのブロックを巡って起きたトラブルをご紹介します。
川本健さん(仮名・25歳)は、とある企業で働く社会人3年目。ある日、大学時代の友人Wさんと、何気ないLINEをしていました。川本さんとWさんは社会人になってもよくLINEをしたり、会ったりする仲で、学生時代からの関係性は変わっていませんでした。
友人への何気ないLINE
「普段どおりにLINEで会話をしていたのですが、僕のちょっとした発言がWの気に触ったみたいなんですよね。文章からもイラッとしているのが伝わってきて、Wから『ブロックするよ』と言われてしまったんです」
ブロックという言葉を聞いた川本さんは、慌ててWさんに謝り、事なきを得ました。しかし、このことをきっかけに、2人の関係は少しずつ変わっていくのです。
初めてWさんから「ブロックする」と言われたLINE以降、Wさんは何かに付けてブロックすることをちらつかせるようになりました。川本さんはそれが少しずつ苦痛に感じてきてしまいます。
「たとえばドタキャンされたことを注意すると『ブロックする』とか、無理な頼み事を断ろうとすると『ブロックする』など、どんどんその回数は増えていきました。だからいろいろなことを断りにくくなり、Wの機嫌を伺いながらLINEをするようになりました」
脅しのように使われる「ブロック」
本来は友人という同等の立場であった2人が、Wさんが脅しのように使うブロックという言葉のせいで、まるで川本さんの立場が下であるような関係性になってしまいました。川本さんは、強く言えない性格ゆえ、その現状を受け入れるしかなかったと言います。
ある日、川本さんは、Wさんとは違う友人数人と飲み会を楽しんでしました。するとそこにWさんからのLINEが。しばらくそのLINEに気づけず放置する形になっていると、Wさんから追撃のLINEがきました。