仮面ライダーからポケモンまで。買取額100万超のレアホビーの見分けかた
30代前半が遊んでいた遊戯王とポケモンが高値に
では、今後価値が上がっていきそうなものは?
「今は30代前半が遊んだ、ポケモンカードや遊戯王カード、MTG(マジック:ザ・ギャザリング)が上がっています。ただし、この先はホビーからゲームの世代になるため、コレクターアイテムの盛り上がりは弱まるかもしれません」
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ポケモンカード「ポリゴン」●流通価格:5万円
ポケモンカードは非売品のプロモカードが高値。「ポリゴン」は、専門雑誌『トレーナーズ』のファンクラブ会員が地道にポイントを貯めてやっと交換できたシロモノなので高額。
MTG(マジック:ザ・ギャザリング)「ライオンの瞳のダイアモンド」●流通価格:2万円
MTGの「ライオンの瞳のダイアモンド」が発売された’96年当時はスリーブ(袋)保護の風習がなかったので、状態の良いカードが少なく再録禁止カードなので価値も上がった。
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海外で高まる中古ホビーの需要
先日、海外でポケモンカードが19万500ドル(約2100万円)で落札されるなど、中古ホビーの需要は海外でも高まっている。
「全体の2割ほどが海外向けの発送です。レトロゲームは海外で需要が高く、当時単価の高かったネオジオソフトが高額で取引されています。ドラゴンボールのカードダスも海外によく売れますね」
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サムライスピリッツ零●流通価格:8万円
ネオジオソフト「サムライスピリッツ零」。’90年代初頭発売のネオジオは本体もソフトも高額で流通量が少ない。本作は’03年12月発売と後期のソフトで希少価値がある。
メタルスラッグX●流通価格:26万円
ネオジオソフト「メタルスラッグX」。’99年発売のシューティングゲーム。出荷本数が少なく、プレミア化。このソフトが入ったNEOGEO mini発売後も値崩れしていない。
ドラゴンボールのカードダス●流通価格:まとめて3000円
ドラゴンボールのカードダスは流通量が多いが人気は根強く、まとめて売るのがよい。シリーズ終わりかけのものは、ノーマルカードでもキラカードより高値のものもある。
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