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不動産業界でも草食化が進行中?「#全宅ツイ」に聞く、恋愛必勝テクニック

暮らし

体裁を気にしすぎる今の20代「カッコつけすぎ?」

群衆

 彼らの証言から、交際状況というのは業界によって偏りがうかがえます。しかし、そんなテストステロン溢れるメンズが多い不動産業界でも、草食化が確実に進行していると指摘するのが匿名会員Yさん(30代・結婚6年目)です。

「周囲の若手を見ると元気がないと感じますね。20代といえば心身ともに元気が有り余るはずなのに。僕の20代といえば、対人スキルを鍛えるため夜な夜な街に繰り出してのナンパ三昧でした。活動の軍資金は、“カードローン界王拳”を使って一時的に戦闘力を高めてました。この件を後輩に話したら異常者扱いですよ」

 借金してまで恋愛活動にいそしむほど、リビドーがたぎっていたとのこと。

 Yさんは、後輩に対して「今恋愛しないなんてもったいない。機会損失だ」と、たびたび発破をかけるも、あまり響いてない様子だといいます。

「抱きたいなら素直に抱きたいと言え!」

 おなじく、今どきの20代に積極性を感じないとするのが、「全宅ツイ男前格付」AA評価の「カウパー都市開発」(@pakopakoazarash)さん(30代・デキ婚)です。今の20代は過度な自意識や、極端に失敗を恐れる心理があるのではと推測します。

「自分の20代と比べると、飲み会や宴会の場ですらも、『恥をかきたくない』という意識が強いのか、気持ち悪いかっこつけマンが多い気がします」

 カウパー都市開発さんは、キモいふるまいの例をこうあげます。

「たとえば女性と二人で飲む機会があって、美味しいお酒と食事を楽しんでお互いほろ酔い、良い雰囲気になったとしましょう。ここで、『ホテルに行きたい!』と思っているくせに、『○○ちゃん、明日仕事だよね? 時間大丈夫?』っていう発言、これ、最高に気持ち悪いですね」

 女性を気づかう紳士的な発言ともとれますが、カウパー都市開発さんは「そうではない」と、バッサリ。

「紳士ぶってカッコつけてるかもしれませんが、これって女性から『もう少し一緒にいたいな~』というセリフを引き出したいわけです。ラブコメ漫画のヒロインくらいしか口にしそうにないセリフを相手に期待するのって、気持ち悪くないですか? そんなに断られるの怖いですか? 賛否両論あるとは思いますが、抱きたいなら素直に『抱きたい!』って言えばいいじゃん!」

 カウパー都市開発さん自身は、常にデートではホテルの打診を心がけていたとのこと。やはり、現実社会ではラノベ作品の主人公みたいな受け身マインドは通用しないのです。

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