民泊新法でチャンス到来?20代のための“モテる”民泊運営術
融資を受けるには年収や勤続年数が関係してくるため、20代会社員が不利となる点は否めません。だからこそ、“買わない不動産投資”とも言うべき民泊がオススメなのだといいます。
「民泊なら賃貸物件を借りて始められるので小資本でスタートできます。これなら不動産投資のように属性や年収でつまづくことがありません。多額な借金に抵抗感がある方でも始めやすいはずです」
いくらあれば民泊ははじめられる?
では、具体的にどれくらいの初期投資で民泊ビジネスを立ち上げられるのか、大神さんにモデルケースを提示してもらいました。
「物件次第ですが、たとえば賃料10万円の部屋を借りるなら、140万円くらいあれば始められると思います」
その内訳は次のとおり。
敷金と礼金 20万円
家具代金 30万円
消防法対応 30万円
その他許可に必要な工事 50万円
内装・インテリア 10万円
初期投資は総額140万円となり、このひと部屋が月30万円の実利をあげるのが大神さんの目線だといいます。
「このケースだと、回収にかかる期間は5か月程度の想定でそこから先は利益となります」
もし初期費用140万円を工面するのが難しければ、「政策金融公庫で資金を調達する選択肢もある」と大神さんは補足します。
ゲストとの交流で語学力アップ!
金銭的なメリットもさることながら、民泊運営で得られるメリットは他にもあるといいます。
「民泊をはじめると、必然的に英語でゲストとやりとりする機会が増えるので、語学力アップにつながります。ビジネスマンであれば英語ができるに越したことはありません。今後のキャリアを考えるうえで確実にプラスになりますよ」
さらに、こんなメリットがあるかもと続けます。
「民泊用のおしゃれな部屋を、予約が入っていない時はプラベートで自己使用してみては。友人とのホームパーティや飲み会、彼女とのデートなどで活躍すると思いますよ」