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100回お見合いした私が思う「美人は下がる資産価値か?」

コラム

男性は30を超えたら「誰といないか」が大事

交渉

 話下手だなと感じている人ほど、この「1分アピール」にチャレンジしてみてください。仕事の場面でも役に立ちますし、短い時間なのでハードルもさほど高くないと思います。

 この方法は、お見合いでも突発的な出会いでも有効です。たいていは、「情報のみで、どんな人かを判断する状態」なのですから、まずは興味をもってもらえるように試行錯誤してみましょう。

 それから男性は、服装や清潔感、そして周りの友だちを改めて見直してみてください。「誰といるか」より、「誰といないか」のほうが30を超えたあたりからは大事になって来ると思います。

「まだまだ遊びそうだな」と感じる仲間といるのは、自分の結婚を遠ざけるようなものです。また、女性を「減点方式で見る」のは止めましょう。そういう男性を女性たちは見破りますし、とても嫌いますから。

 ちなみにブスな私は婚活中に、自分と結婚したときのメリットを感じてもらえるような自己PRを心がけていました。ただ、あるときに「お金と人脈しかない」と伝えたら、男性からドン引きされちゃいまして(苦笑)。「あぁ……言葉に気をつけなきゃ」と青ざめたものです。みなさんもご注意を。

<TEXT/栄藤仁美 構成/鈴木旭>

1989年、京都生まれ。コンテンツプロデューサー、「ミスiD 2017」安藤美冬賞受賞。京都の花街で、老舗お茶屋の跡取りとして生まれるも、舞妓になる道を絶たれ、起業。17歳で3000万円の借金を背負うが数年で完済。現在は飲食業を経営する傍ら、さまざまなコンテンツのプロデュースを行う。女子SPA!でも「微魔女」について連載中

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