20代からの失敗しない不動産投資3原則。頭金はいくら必要?
“頭金0円”の謳い文句にご注意
さて、ここまで考えてきましたが、そこそこ乗り越えるハードルがあることがわかるでしょうか。単純に不動産投資家になりたいだけなら、「不動産投資セミナー 頭金0円」と検索して出てくるセミナーに参加して、業者が言うとおりにハンコを押せば投資家になることはできます。
しかし、考えてみてください。先程述べたフェーズをすべて自動的に業者が行なってくれるのは、何か裏があると思いませんか? 不動産投資はあくまでも「経営」です。頭金の用意は資本金の確保であり、投資先の選定は商材の選定、融資銀行探しと一通り、起業と同じことを考えなくてはいけません。
ここで、取引先に選択の自由をすべて渡してしまって自分で汗をかくことをやめてしまうと、自分の利潤がまったく無くなってしまうのです。
私が敬愛してやまない不動産投資家のどエンド君先生(@mikumo_hk)は、「向こうからやってくるものはすべてクソ。」と清々しい名言を語っていらっしゃいます。すべての投資は自己責任で、儲かる話は自分で開拓しなければならないのです。
居住用マンションが低リスクでは
さて、ここまで書きましたが、最初に区分所有のワンルームマンションを買ってもさほど儲からないことに気づくはずです。
私は居住用マンション専門のブロガーです。居住用のマンションには資産性の高いマンションを選ぶ法則があり、それを守れば資産を積み上げることが可能です。
20代のサラリーマンであれば、自己居住用で50平米以上の住宅ローン控除が適用される資産性の高いマンションを金利の低い住宅ローンで借り、その後結婚や子どもが生まれた際に、別のマンションに移るのがより確実でリスクが低いのではないかと考えるのです。
<TEXT/のらえもん>