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20代からの失敗しない不動産投資3原則。頭金はいくら必要?

コラム

不動産投資の原則②:適切な投資物件の選定

 次に、適切な投資物件の選定フェーズに入ります。

 いろいろな選択肢があると思いますが、不動産投資を考えるなら最初は区分マンション、つまりマンションの一室投資から始めると良いのかなぁと私は考えます。初手で1棟マンションは敷居が高く、失敗したときのダメージが大きいからです。

 もちろんいきなりシェアハウスは論外ですし、少し前に流行したボロ戸建ても自分の時間をかなり使いますから万人におすすめできるものではありません。

 東京23区の区分マンションで駅からさほど遠くなく、これからも賃貸需要が継続的に望めそうな場所で、最低でも表面利回りを6%以上確保。まずはこれを条件に探してみましょう。投資物件検索サイトなどを駆使すれば、個人でも探し当てることは可能です。

 ただし、不動産屋から紹介される資料を書かれている想定賃料は信用せず、ご自身で周辺賃料を調べてくださいね。

不動産投資の原則③:資元の銀行探し

札束

 最後に、融資してくれる銀行探しです。

 20代の不動産投資初心者サラリーマンがいきなり都銀に行っても借りられることは少なく、最初は地方銀行もしくは信用金庫などからのスタートとなります。不動産仲介さんから銀行の担当者を紹介してもらって、訪ねるのが基本でしょう。

 そのときに、いろいろな書類を提出することになるので、平日の日中で動けることが必要です。半休や午前中だけ休みなどのアレンジを申し出にくい若手サラリーマンは若干厳しいかもしれませんが、ハードルを超えることができれば、ようやく不動産投資への扉が開きます。

 ちなみに、フリーランスや属性が良くないサラリーマンでも「日本政策金融公庫」という最後の手段があります。35歳未満であれば、割安な金利で借りられる制度もあります。

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