5G対応の新型「iPad Air」実機レビュー。実力は?損をしないためのプラン選びも
2022年3月18日に発売された第5世代iPad Air。上位モデルのiPad Pro同様にM1チップを搭載し、5Gにも対応するなど着実な進化をとげている。
実際、どのくらい快適さを実感できるのだろうか? そして、5G対応の恩恵は本当に受けることができるのか? プラン選びの最適解は……? 第7世代iPadから、iPad Airのセルラーモデルに買い換えた筆者がチェックしてみた。
M1チップ搭載や5G対応が進化ポイント
新しいiPad Airの先代モデルからの変化には、M1チップの搭載とセルラーモデルでの5G対応に加え、フロントカメラが7MPから12MPにアップしたことや、Web会議などで人物が常に画角の中に収まるように自動調整されるセンターフレームに対応したことなどが挙げられる。
外観やサイズは先代モデルとほぼ同じで、端末上部のトップボタンにTouch IDを搭載していることや、端子にUSB-Cが採用されている点も先代と同様だ。
今回はSIMフリーモデルを購入し、povo2.0のSIMを装着。渋谷の5G対応エリア内で速度を測ってみたところ、さっそく下り397Mbps、上り104Mbpsという快適な利用が期待できそうな結果を得られた。
さすがの5G、あっという間に同期完了
5Gの高速通信とM1チップの高い処理性能、そしてType-Cポート搭載という本機のメリットを大きく生かすことができそうなのが、一眼レフで撮影した写真をiPadに取り込んで編集したり、クラウドに同期したりするシチュエーションだ。
今回は、一眼レフで撮影した写真をAdobe Lightroomアプリに取り込んで明るさなどを調整したり、Photoshopアプリで開いてレタッチしたりといった作業を行った。
Lightroomアプリでは、写真を取り込むとクラウドへの同期が開始され、PC版のアプリなどからも同じデータにアクセスできるようになる。同期に時間がかかると地味にストレスだが、5G対応エリア内での作業ではみるみるうちに同期が完了していく。