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副業を探す「スキル売買サービス」で効率よく稼ぐには?地方創生系も注目すべき

コラム

 本業での賃金上昇が難しくなった現代日本。その陰で、さまざまな副業が花開いている。自分に合った副業で“大副業時代”を謳歌せよ!

副業

写真はイメージです

乱立する副業仲介サービス

 あまたある副業仲介サービス。どれを選ぶべきかに悩む初心者も多いはず。副業プランナー・中野貴利人氏@kiriton)は「まずは案件の豊富な大手を選ぶべき」と語る。

3大大手はココナラ、ランサーズ、クラウドワークスですが、ココナラがスキルや業務を公開して仕事を待つタイプなのに対し、ランサーズやクラウドサービスは案件に自ら応募していくタイプ。自分に合ったほうで、多少単価が低くても実績を積んでいきましょう。高評価を集めることでリピーターもでき、交渉の機会も生まれます」

 仕事を得るにはプロフィールの書き方にも工夫を要する。

自分のパーソナリティは出身地から家族構成まできっちり記入しましょう。育児や介護などの経験が仕事に繋がる可能性もあります」

最近の注目サービスは地方創生系

中野貴利人

副業プランナー・中野貴利人氏

 また、ポートフォリオはSNSの活用も視野に入れたい。

「実績をSNSなどで公開していれば依頼者も判断しやすい。性格も把握できるのでコミュニケーションもスムーズになります」

 ちなみに最近の注目サービスは地方創生系だという。

「テレワークの普及で『Skill Shift』や『YOSOMON!』など地方発注の副業を揃えたサイトも人気です。地方案件は自治体からの仕事も多く、安心度が高い。業務は町おこし用のWeb作成や情報発信など。最初だけ現地に赴き、その後はリモートで進行できる仕事も多いので興味があれば覗いてみるべきです」

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【中野貴利人】
副業プランナー。新卒から10種類以上の副業を経験。本業はコンテンツマーケターで、副業で副業情報サイト「フクポン」を運営。著書に『副業アイデア事典』(SBクリエイティブ)

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