速読でスポーツがうまくなる?練習に取り入れたJ1選手が驚きの声
速読脳トレで、スポーツの成績が上がる――。ここ数年、脳を活性化させるための脳トレに取り組むスポーツ選手が増えています。自身の筋力とテクニックを最大限に発揮するために、脳を活性化させることが目的なのだとか。
なかでも、本を速く読む速読を用いた“速読脳トレ”はスポーツとの親和性が高く、多くのスポーツ選手が日々のルーティンに取り入れています。今回は、実際に“速読脳トレ”を始めてから効果が出た選手の声を紹介します(※本稿は、呉真由美『スポーツ速読完全マスターBOOK 改訂版』の一部を再編集したものです)。
そもそも速読とはなにか
速読とはいったいなんなのかというと、脳が活性化して自然と“速く読めている状態”になることを指します。
「これから速読をしよう!」なんて気合いを入れなくても、気がつけば以前よりも速いスピードで本が読めるようになっている。脳を活性化するトレーニング、それが速読脳トレです。しかも、その“速く読めている状態”になるための脳の力=脳力は、普段から使っているのに気がついていないだけで、もともと誰もが持っているものなのです。
そして、速読脳トレで自分の脳力を活かせるようになれば、速いスピードで本が読めるだけでなく、あらゆるシーンで応用できるようになります。そのひとつが、スポーツというわけです。
スポーツ中も脳が指令を出している
スポーツには筋力やテクニックが欠かせません。でも、それらを使うための指令を出すのは、すべて脳の役目。いくら筋力やテクニックを持っていても、脳がきちんと働いていなければ宝の持ち腐れになってしまいます。逆に、脳がきちんと働いていれば、持っている筋力やテクニック以上のパフォーマンスを発揮することだってできるのです。
速読脳トレには短期間で効果が出やすいという特徴がありますので、始めてから数か月、早ければ1~2回のトレーニングを終えた段階で、目に見える変化を実感している方も少なくありません。
まだトレーニングを体験していない方には、「いったいなにがどう変わるの?」と想像もつかないはず。実際に速読脳トレによってスポーツ技術が向上した方々の体験談をご紹介したいと思います。