“超一流のビジネスマン”になるために必要な要素は3つだけ
こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今回のテーマは「超一流になるために必要な要素を掘り下げてみる」です。
ぼくは昔から負けず嫌いで、「どうせやるならばナンバーワンになってやる」「どんどん結果を出したい」と考えるタイプでした。それがうまくいって目に見える結果が出ることもあれば、出ないこともある、という感じ。
これを読んでくれているあなたが、「いや、結果なんかでなくてもいいよー、ほどほどでいいよー」というタイプならばあまり学びはないかもしれませんが……(笑)。少しでも「あ、似ている!」と思った方にとっては、今後の取りうる戦略を考えるきっかけになるかもです。
要素その1:ある程度の才能
まずシンプルに、超一流になるためには「ある程度の才能」が必要です。エジソンの有名な言葉に「天才は1%のひらめきと99%の努力」というものがありますが、これは別に「努力のほうがひらめき(=才能)よりも大事だ」と言っているわけではないのです。才能があったうえで努力することで、天才になれるよー、という意味です。
ぼくは昨日、あるアカペラコンサートにいってきたのですが、当たり前ですが歌手の方々はめちゃくちゃ歌がうまかったです。もちろん血のにじむような努力をしてはいるのでしょうが、体のつくりや両親から受け継いだ声など、ある程度の才能はもともとあったはずです。完全に音痴で声も出せない、という人が一流歌手になろうとしても、それがうまくいく可能性は低いですよね。
ただ、仕事や勉強においては、この「ある程度の才能」のところはあなたはクリアしているはずです。ある程度の長さで、かつ抽象的なことを語っている文章を眠くならずに読めている時点で、ほとんどの仕事や勉強にはついていけるだけの才能はある、と結論付けても問題ないでしょう。
要素その2:正しい方向性 × 努力量
あなたはある程度の才能はある。それだけで超一流になれるかというと、そういうわけにはいきません。先ほどのエジソンの言葉を再度引用しますが、「天才は1%のひらめきと99%の努力」なのです。
この「努力」というものをもう少し深くとらえると、「正しい方向性 × 努力量」と分けられます。たまに「とにかく量をこなすんだ! 時間を投入するんだ!!」という方を見かけますが、残念ながらあまりうまくいきません。ゴールを理解せずにがむしゃらに量だけをこなしても、いつまでたってもゴールにはつきません。むしろゴールから遠ざかっているかもしれない。
マラソンランナーがゴールを理解していなければ、いくら走ったとしても無駄ですよね。量をこなすことはもちろん大事なのですが、「自分にとっての到着地点はどこか?」「それに到達するための最短ルートは何か?」「その最短ルートを行くために必要なToDoは何か?」などなど、「考えること」もやめてはいけません。
努力量はシンプルですね。一度方向性が決まったら、あとはやるだけです。ただ、やっていく中で「あれ、なんかずれてるぞ」となることもあるので、そのときは本を読んだり、その道のプロに教えを請うなどして、なるべく早めに方向性を修正しましょう。