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『下町ロケット』に20代がドン引き!社長が土下座って… “熱すぎるシーン”5選

暮らし

ドン引き② 「どんなに怪しくても社員は家族だから疑わない上司」

胸に手を当てるビジネスマン

 第4話にて、ケーマシナリーのギアゴーストへの特許侵害裁判がもうすぐ始まってしまうタイミングでやり手弁護士・神谷修一(恵俊彰)に、開発中の製品の情報を外部に漏らした人物は社内にいると言われてしまいます。

 それにもかかわらずギアゴーストの伊丹社長は「社員は戦友であり家族だ」「家族のことを疑うことができるのか」と、まったく受け入れる素振りがありません。

 怪しい行動を取る社員がいても信じる。とにかく信じる。信じて信じて信じまくる。だって“家族”ですから。挙句の果てには弁護士の神谷が怪しいと疑い始める始末。

 20代からは以下のような意見も。

「仕事上のパートナーでも他人は他人。家族ではない」(24歳・男性)

「社長が社員へ多大なる信用をおくことは良いことかもしれないけど、盲目に社員を愛しすぎて冷静さを欠いてしまうのは、ちょっと……」(28歳・男性)

 みなさんは上司や同僚と“家族同然”で付き合いたいと思いますか?

ドン引き③ 「社員の実家で田植えをする社長」

 第3話にて、田植えの時期になり、佃社長は社員とギアゴーストの社員を引き連れて経理部長・殿村の実家に田植えの手伝いに行きます。

 なぜなら、前述したとおり佃社長にとって社員は家族だからです。トラクターが故障したら、技術者が揃っているのですぐに直します。しかし、今の技術で作られたトラクターでは作業に限界があります。時間がかかってしまうのです。なので、早く終わらせるためにみんなで協力して手作業でも植えます。

 田植えの様子を見守り、「今年も美味い米ができそうだな」と笑顔の殿村の家族。みんなで力を合わせて一日で田植えを終わらせることができました。転んだって、泥だらけになったって構わないのです。だって家族ですから。絆、深まっちゃいますから。

 20代会社員からは「ここまでやってもらっちゃったら、この会社、辞めにくくなるなぁ……」(28歳・男性)という意見も。佃社長は恩を着せるつもりはないと思いますが……。

ドン引き④ 「部下の転職の背中を押す社長」

 第4話にて、田植えの手伝いに行った殿村が実家の農業を継ぐことを決めます。殿村は佃製作所の経理の全てを牛耳る大切な社員です。辞められてしまえば会社としても、もちろんかなりの痛手。

 殿村の悩んでいる姿を見ていた佃社長は、殿村の決断に涙を浮かべ喜びを噛みしめます。佃製作所にとっては辞められては困る社員にも関わらず、「俺に背中を押させてくれ」とむしろ応援してしまうのです。

 挙句の果てには「よく決めたな、殿!」と褒めてしまう佃社長。その言葉に涙が止まらない殿村……。

 20代会社員の声は「佃社長、実家の田植えまで手伝った社員に辞められちゃうなんて。それでいいの?」(27歳・男性)、「会社全体の損得が見えなくなってしまうのは社長としてどうなの?」(24歳・男性)というものでした。

 情に厚い佃社長ですが、現代の20代社員にはその想いは届きづらいのかもしれません。

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