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桜井日奈子、憧れの女優は「安藤サクラさん。今後はアクションもやりたい」

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 星森ゆきものコミック「ういらぶ。― 初々しい恋のおはなし ―」を実写化したラブストーリー『ういらぶ。』が公開。お互いに好きすぎて、逆に相手に想いを伝えられない幼なじみのドS男子・凛を平野紫耀さん(King & Prince)が、凛のせいでネガティブになってしまった女子・優羽を桜井日奈子さん(21)が演じています。

桜井日奈子

桜井日奈子さん

『ママレード・ボーイ』に続いて少女コミックに出演した桜井さんに、ネガティブなヒロインとの共通点や2018年の“初”体験、今後の目標などを聞きました。

女優デビューの舞台で決意を新たに

――本作のヒロイン優羽を演じるにあたって気を付けたところは?

桜井日奈子(以下、桜井):優羽に関しては、コミックだからこれだけホワホワしている女の子が受け入れられる部分があると思うんです。

 生身の女の子が、あれだけ言葉につまったり、人前でプルプルしていたりすると、マイナスに受け取られる危険性もあるので、私が演じて悪く思われてしまったらどうしようという不安はありました。でもそうした部分より、優羽の一生懸命さが観ている人に伝わってくれればいいなと意識して演じました。

――基本がネガティブ思考の女の子ですからね。桜井さん自身とは距離がありますか?

桜井:うーん、私もどちらかというとネガティブ……いや、ポジティブかな。性格的な部分では優羽は私とは全然違います。

 見ていると「もっと自信を持って!」とか、凛との関係も、気持ちを素直に「言っちゃいなよ!」と言いたくなるし。でも優羽も芯は強い子なので、その強さを後半は出せたかなと思います。

誰とも目が合わないように、前髪を長くしてた

桜井日奈子

――いま、ちらっと、自分もネガティブと言い淀みました。桜井さんにもそうした面が?

桜井:ありますよ。たとえば、優羽は人前で、自分の髪の毛を両手で握って顔を隠す“あわわポーズ”をするんですけど、私も上京当時、同じようなことをしていました。

 つまり誰かに見られるのが苦手だったというか、他人の目をすごく気にして、誰とも目が合わないように、前髪を長くして目を隠してたんです。だから、そうした部分は共感できましたね。

――そうした気持ちから脱却できたのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

桜井:当時はカメラに撮られ慣れていなくて、どうしても緊張してしまったんです。自信がなくて。でもお仕事を多くやらせていただけたことで徐々に克服していきました。

 それから、女優デビューした舞台「それいゆ」がきっかけかなと思います。やり直しのきかない緊張感のなかで、全公演をやり遂げたことが、当時の私には大きな自信になりましたし、女優としてやっていくんだという覚悟を決められました。気持ちが変わったきっかけだったと思います。

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