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「お金の貯まらないNG財布のポイント」を元金融社員がリアル事例をもとに解説!

コラム

3. 財布を容器のように扱う

財布を容器のような感覚で使ってはいませんか。元顧客の多くが、お札の向きや金種(お札の種類のこと。たとえば千円札と1万円札など)も揃えず、財布を単なる容器のような感覚で扱っていました。

財布を容器のように扱っていると、財布を使わない人と同じように手持ちのお金を把握できず使い過ぎにつながる可能性があるでしょう。逆に、お札のシワを伸ばしたり向きや金種を揃えて保管したりしてあげると愛着がわき、無駄遣いしにくくなるようです。

浪費家の元顧客に、クレジットカードなどを使わず買い物のたびに現金で支払い、お札のシワを伸ばして向きや金種を揃えて保管するようにアドバイスしたことがあります。すると、「衝動買いが減った」と嬉しい報告をしてくれました。

4. 傷んでいる財布を使う

傷んでいる財布

支払いが滞ってしまう元顧客のなかで多かったのは、傷んでいる財布を使っている人です。財布の角が傷んで丸みを帯びているぐらいはいいほうで、チャックやボタンが閉まらないまま使っているという人もいました。

風水では傷んでいる財布は運気や金運を下げるともいわれていますし、財布が機能を果たしていないと小銭がこぼれ落ちるなど、デメリットのほうが大きいです。また、周囲からの見た目も悪く、身だしなみや清潔感といった印象にも悪影響を与えかねません。

ピシっとシワのないスーツやオシャレな服装の人から、いま自分が持っている財布が出てきたら、どんな印象を受けるでしょうか。想像したときに好感が持てるような財布を使いたいものですね。

元顧客のエピソードなどをまとめると、お金に困っている人は財布やお金を雑に扱っている可能性が高いといえます。逆に、お金を貯めている人は財布を大切にし、財布に入れるお金も丁寧に扱っている可能性が高いともいえるでしょう。まずは、財布やお金を大切に扱ってみませんか。

<文/山内良子>

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フリーライター。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意です

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