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小池都知事が推奨「タートルネック」の着用。ダサくならない着こなしをプロが伝授

暮らし

タートルネックを避けるべき骨格が…

 ここ最近注目されている「骨格診断」は、筋肉の付き方や骨格のバランスによって、似合う服装が3タイプに分かれるというもの。なかでも上半身に筋肉が付きやすい「ストレートタイプ」の場合、そもそもタートルネックが似合いづらいと言われています。なぜかというと、着膨れして見えるから。

 判別ポイントは、手首に厚みがあって、丸っこい手首をお持ちの方に該当します。こういった方におすすめしたいセーターはタートルネックではなく、「モックネック」です。「クルーネック以上、タートルネック未満」の首型であるモックネックは、首の半分くらいまで隠れるタートルネックのような代物。

 これによって、上半身がずんぐりした体形の方であっても、だいぶスッキリした印象に変わるのです。もちろん、こういう方にはVネックの方が似合うので、ワイシャツにVネックという着こなしも一案になります。

いずれの首型もハイゲージを選ぼう

ユニクロ

ユニクロ エクストラファインメリノタートルネックセーター(長袖)BLACK ¥2,990

 そもそもセーターをジャケットに合わせる際は、ハイゲージと呼ばれる高密度のセーターを合わせることをお忘れなく。ざっくりしたセーターがカジュアルであることは何となくわかると思いますが、セーターにはローゲージとハイゲージに加え、ミドルゲージと呼ばれる中間的なものが存在するのです。

 迷った際は、糸が細いものを選べば間違いありません。ユニクロならば、エクストラファインメリノウールのもの。これはニット業界のマイクロンという基準で、上から2番目となる質感のもの。

 他のメーカーの場合であっても、ハイゲージと表示されているものこそがジャケットに合う質感になっていますので、購入時に思い出していただければ幸いです。

<TEXT/服のコンサルタント 森井良行>

株式会社エレガントカジュアル代表取締役。’79年 千葉県出身。のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント。公式サイト「エレカジ」、著書『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』が発売中。YouTubeは「モテるファッションちゃんねる
Twitter:@elegant_casual

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