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年代問わず「仕事がすごい」と思われる人に共通する“ソフトスキル”の身につけ方

学び

リモート時代の管理職の悩みは…

 確かに今はいろいろなオンライン教材が溢れており、いわゆる「ハードスキル(特定の業務をこなすための専門的な知識・能力)」を自分で学ぶことは不可能ではありません。ただ、人との関係を円滑に保ち、話を通し、心を掴み、行動を促進する「ソフトスキル」については、リモート時代だとかなりやりづらくなっているように思います

 現に、ぼくの友人たちにも「コミュニケーションが取れない部下が多くて困る」と、こぼす人も少なくありません。「チャットで連絡しても返信がなかったり、あったとしてもわかっているのかどうかわからないフワッとした回答しか返ってこない」「進捗が追えず、逐一仕事の状況を確認しないとならない」という悩みを抱えている管理職がどんどん増えてるんですよね。

 リモートで働かなければならない、という制限がある以上、ある程度はしょうがないのかなとは思いますが……。

チャットや資料作成のスキルを身につけよう

リモートワーク

 とはいえ、「そういう時代だからね」と諦めてしまうわけにもいきません。そういう時代だからこそ、人の心を掴み、行動を促進するソフトスキルを強めるトレーニングをすべきだとぼくは思います。リモートコミュニケーションがうまく取れない人が多いなか、リモート時代に合わせたソフトスキルをつけることができれば、社内外での評価を一気に高めることができます

 その方法はとてもシンプルです。「長文を書く訓練をすること」です。リモートワークになると、もちろんオンライン会議もありますが、チャットや資料作成によるコミュニケーションも増えます。

 その際に、可能な限り長い文章を書く訓練をしてみてください。もちろん、意味なくダラダラ長い文章を書くのではなく、「現状→課題→打ち手」「サマリ→詳細」のような構造化がされていたり、箇条書きや色分けでわかりやすく見える化されているとなおよしです

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