うんち栄養士に聞く「こんなうんちが出てしまったら要注意!」
「みんながうんちを見て、自分に合う食事をみつける世界へ」をモットーに、普段はプロスポーツ選手やおなかの不調に悩む人のための栄養指導、レシピ開発などをおこなっています。
突然ですがみなさん、今日のうんちは何色でしたか? どんなニオイがしましたか?
うんちはただ汚いものではなく、健康状態を教えてくれるバロメーターです。
では、どんなうんちが健康的なのでしょうか? 今回はうんちの観察方法についてお伝えします。
目指せ! 理想的な「黄金うんち」
一般的に、うんちは臭くて茶色だというイメージがありますよね。
あながち間違ってはいませんが、うんちをよく観察してみると、チョコレートに近い茶色だったり、黒に近い茶色だったりします。
良いうんちは黄色~黄褐色、わかりやすく言えば「黄色がかった茶色」をしています。このとき、腸内環境のバランスが整っている可能性が高いといえます。
反対に、チョコレート色~黒っぽいうんちには要注意。
肉などの動物性のたんぱく質をとり過ぎたり、偏った食事をしていると、腸内環境のバランスが崩れ、濃い茶色~黒っぽいうんちが出やすくなります。
このときは、肉類を控えめにし、食物繊維を意識したり、ヨーグルトや乳酸飲料、発酵食品をとりいれると良いでしょう。
下の表を参考に、ご自身のうんちを観察してみてください。
トイレの水に沈んでしまって色が分からないよ!
という場合は、おしりを拭いたトイレットペーパーを観察すると良いでしょう。
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