リモートワーク中にサボってスノボに。待っていたのは最悪の結末
いまでは当たり前になったリモートワーク。無駄な会議や通勤に時間を割かずに済むので、作業効率が上がっているという話もありますが、なかには気が緩んでしまっている会社員もいるようです。
今回、リモートワークの失敗談を話してくれたのは、東京都に住んでいる竹本悠介さん(仮名・25歳)。竹本さんの会社は、最初の緊急事態宣言時にリモートワークへと切り替わりました。
スマホから勤怠管理が打刻できた
会社のシステム上、上司に監視されることもなく、勤怠管理システムも緩かったことをいいことに、やりたい放題だったようです。
「会社にとってもリモートワークは初めての取り組みで、管理職の社員もどうしたら良いのか模索中。だから制度も全然しっかりしてなかったんです。週に1回情報共有のオンライン会議があるだけで、他は社員に任せっきりでした。
勤怠管理システムは、仕事始めと終わりで1回ずつ社員番号を打ち込むだけ。しかもスマホで操作ができたので外で打刻することもできて、サボりやすい環境でした」
どんどん感覚がマヒしていった
形だけリモートになっていても、実際は社員の行動に目を配れていない……。そんな悩みを抱える会社は少なくないのかもしれません。竹本さんは、始めは早めに仕事を切り上げて映画を見に行くレベルの「サボり」でしたが、徐々にエスカレートしていったようです。
「初めて勤務時間内でインターネットカフェに行ったときは、罪悪感が強く、あまり楽しめなかったんです。でも、段々と馴れてしまって、映画館に行ったり彼女と会ったり……。どんどん感覚がマヒして、県外へ遊びに行くまでになってしまったんです。結局、途中からは罪悪感なんて全然なかった気がします。
そもそも、営業だったのでスケジュール調整もしやすかったですし、お得意先の担当者も電話のやり取りのみ。なので、友人に運転してもらって車の中でパソコンとスマホで仕事をしていましたし、何の問題もなくリモートワークを満喫していました」