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ウッチャンこそ理想の上司!チームマネジメントがわかる「売れているビジネス書」ベスト10

学び

そもそも「論理的に考える」って?

書籍

『そもそも「論理的に考える」ってどうすればできるの?』(三笠書房、深沢真太郎)

 第2位は、『そもそも「論理的に考える」ってどうすればできるの?』でした。失敗をしたとき、「ちゃんと考えてた?」なんて言われることがあります。実際のところ、言うほうも言われたほうも、どうしたらちゃんと考えられるのか、わかっていないことが多いものです。

 本書は「論理的に考える」ためにやるべきことを、具体的に、わかりやすく、ストーリー形式で紹介しています。主人公は、明るくノリのよいサオリ。「少し考えれば、こんなことは起こるはずがない」というクライアントから言われて落ち込むサオリは「変わりたい」と「ちゃんと考える」方法を学んでいきます。「“考える”って、どうすればできるの?」と思ったら、本書でサオリといっしょに考え方を身につけましょう。

ベストセラー作家が考えた「実用のための幸福」

書籍

『精神科医が見つけた3つの幸福』(飛鳥新社、樺沢紫苑)

 コロナ禍の影響で、生活や働き方が大きく変わり、「幸せ」について改めて考える機会が増えてきました。精神科医である著者の樺沢紫苑さんは、幸福を感じているときの脳の状態に注目して、「幸せ」の正体を探りました。そして、「健康」「つながり」「成功」をキーワードに、幸福になるための具体的な行動を紹介しています。

 3つのキーワードのうち、一番基礎になるのは「健康」です。心と体が健康でなければ、他者との交流や、成功体験を喜ぶことができません。ところが、優先順位を間違えて、体を壊したり、人とのつながりをないがしろにしたりしてまで、成功を求めてしまうことが少なくありません。自分にとっての幸福について、本書と考えてみませんか?

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