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日本酒とフルーツは意外にマッチする。料理とお酒を楽しむ「4つの黄金ルール」

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料理とお酒がおいしくなる飲み方とは?

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「3.料理がおいしくなる」というのは、料理の邪魔をせず、料理を引き立て、口中を洗い流すための水のごとし酒を好むスタイルで同調やマリアージュとは違う考え方。

「4.お酒がおいしくなる」というのは、たとえば塩辛やカラスミなどの塩味や旨味の濃い恐縮した珍味類といっしょだとお酒がぐっとおいしくなる状態のこと。昔のお酒飲みは塩をなめながら味噌をなめながらお酒を飲んだといわれるように、お酒そのものを楽しむ、いわば酔うために飲むというスタイル。

 1のハーモニーや2のマリアージュは、いわゆるワイン世界からきた楽しみ方ともいえるのだが、日本酒もバリエーションが増え、さまざまに個性を持ったものが買えるようになった。だからこそ意識したいのはハーモニーを感じながらの楽しみ方だ。日本では、3や4のような飲み方が主だったけれど、フルーティーでジューシーな日本酒がトレンドの今だからこそ、フルーツやスィーツとのハーモニーを楽しんでみてはどうだろう。

<TEXT/お酒のソムリエ 友田晶子>

一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会」代表理事。一番弟子として田崎真也氏オーナー、ワインバー「アルファ」(銀座)代表を歴任。株式会社エルミタージュ勤務し、田崎真也ワインサロン講師も務めた。業界30年以上のキャリア。お酒にまつわる書籍を20冊以上執筆など

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