橋下徹が注目する「決断のプロセス」とは?「売れているビジネス書」ベスト10
不安、怒り、欲望。全部「気にしない」ようにするヒント
気にしてもどうしようもないことだとわかってはいても、小さなことが気になって頭から離れなくなってしまう――。そんなときには密蔵院住職の名取芳彦さんによる『気にしない練習』がおすすめです。自分の身に起こることは変えられなくとも、とらえかた一つで自分の気持ちを変えることはできます。
たとえば、誰からも好かれたいと思ったら、毎日つらい気持ちになるかもしれません。ある人をガッカリさせないための行動は、他の誰かをガッカリさせることも少なくありません。
そんな人に、本書は、人に嫌われることを気にするよりも、人からの評価が気になって仕方がない自分にガッカリしてみようと呼びかけます。考え方を変えたほうが、はるかに楽に、そして自分らしく生きられるのかもしれません。
正解がわからないときは、決断のプロセスを大事に
仕事も人生も、「意思決定」の連続です。後から「こうすればよかった」と言うことは簡単です。しかし、先が見えない状況のなかで確実に正しい意思決定をするには、どうしたら良いのか。数々の決断を経験してきた橋下徹氏が『決断力』で注目するのは、「決断のプロセス」です。
決断をするために一番重要なのは、決断プロセスのルール作りです。限られた時間のなか、反対意見があっても、決断を下さなければならないときがあります。反対意見のメンバーの反発を無視して、ただ決断するだけでは、後々トラブルになりかねません。いったん「この案でいこう」と決めたら、反対の人も納得して進められるようにしておきたいもの。そのためには、納得のゆく意思決定の仕方自体を決めておくことが、何よりも大切なのです。
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<TEXT/本の要約サービス flier(フライヤー)>