酒鬼薔薇聖斗、和歌山毒カレー…若い世代の記憶に残る「平成の10大事件」は? | ページ 3 | bizSPA!フレッシュ

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酒鬼薔薇聖斗、和歌山毒カレー…若い世代の記憶に残る「平成の10大事件」は?

コラム

3位:阪神・淡路大震災 43%

 1995年1月17日に発生した兵庫県南部を震源とする大規模地震災害。最大震度は7。日本初の首都直下地震として、死者は当時戦後最大となる6434人(行方不明者3人)、負傷者4万3792人にも及びました。

 リアルタイムで経験した人、映像を見て印象深かったという人の声がとりわけ多く寄せられていました。

「阪神・淡路大震災で自分が生まれる少し前に起こったことだけどテレビで映像をみるとゾッとするから。阪神高速道路が倒れている映像が1番印象にある」(22歳・男性・愛知)

「ちょうど私の誕生日で、当時小学生だったが寝ていて揺れたので怖かったのと、学校に行ったら学校の壁にひびが入っていたのを見てさらに怖くなった。今でも誕生日のたびにニュースがあるので印象に残っている」(34歳・女性・大阪)

2位:東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) 56%

一本松

陸前高田市の一本松は震災復興のシンボルにも

 3位を10%以上引き離して、2位にとなったのは東日本大震災。2011年3月11日に起きた日本の三陸沖で発生し、マグニチュードは国内観測史上最大の9.0、死者・行方不明者は1万8000人を超えるなど、甚大な被害をもたらしました。

「地震3か月前まで気仙沼に住んでいたこともあり、被災者の方々の気持ちを考えると胸が苦しかった。また、震災により自分の会社、人生の行く末が大きく変わった」(31歳・男性・東京)

「唯一自分が体験した出来事。自宅はさほどの震度ではなかったが、連日テレビで死者・行方不明者の数を報道していて恐怖感が強かった」(28歳・女性・山形)

「帰宅困難になり、会社に泊まった。食料の買い占めや断水。日常生活を行えるありがたさを感じた」(32歳・女性・埼玉)

 阪神・淡路大震災、熊本地震など地震関連の出来事が上位に選ばれるなど、改めて日本は地震大国であることを実感させられます。

1位:オウム真理教事件 64%

麻原彰晃

有名な米「TIME」誌の表紙にもなった

 そして、もっとも印象深かった平成の重大事件は、坂本弁護士一家殺害事件、松本サリン事件、地下鉄サリン事件など多くの凶悪事件を引き起こしたオウム真理教事件。

 7月6日に教祖の松本智津夫ほか、教団幹部6人に死刑が執行されたためか、リアルタイムはまだ子供だったであろう若い世代を含む、6割以上の人が印象深かったと回答しました。

 今となっては信じられませんが、当時、オウムはテレビや雑誌などにも頻繁に取り上げられるなど、怪しい雰囲気ながらも、もてはやされていました。それが国家転覆を企んでいたとは……多くの若者に衝撃を残したようです。

「この事件当時はまだ幼かったですが、連日ニュースで取り上げられていた麻原彰晃ら幹部集団が逮捕され、オウムの狂いまくった実態が明らかになっていく過程が恐ろしかった記憶があります」(29歳・男性・神奈川)

「教祖の教えだからと言って、頭のいいエリートたちが疑いもなく毒をまいたり、殺人や監禁、リンチもしてしまう……洗脳されたことで人はここまで変わってしまうのかと、とても怖いものを感じた」(28歳・女性・長野)

「東京でテロ事件が起こったことがすごい。私の父親も当時、同じ路線を使っていたので、一歩間違えたら死んでいたかもしれないと思うと、いまでもゾッとする。松本被告の刑が執行されたことで平成が終わったと感じた」(30歳・男性・東京)

■ ■ ■ ■ ■

 まもなく平成も終わりを迎えようとしています。昭和の時代と違い、この元号では戦争こそ起きなかったものの、ランクインしたもの以外にもさまざまな事件、テロなどの重大事件が起こり、多くの命が失われました。

 次の元号では、何が起こるのか。いずれにしても平和な世界が訪れてほしいですね。

<TEXT/bizSPA!取材班 調査協力/リサーチプラス>

「bizSPA!フレッシュ」編集部の若手記者が、20代ビジネスマン向けに、“身の丈世代”が気になる世の中のホンネを徹底した現場主義で伝えます。

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