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ドンキなら6000円?「骨伝導イヤホン」3機種のメリット・デメリットを比較

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音漏れは非常に少ないが…

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4つのボタンの1回押し、2回押し、長押しなどに各機能が割り当てられている

 各種の操作は、左右のイヤホンに2つずつ搭載されたボタンで行う。なお、本体から音量調整をする場合、左右を個別に行う必要がある。まとめて調整できないのをわずらわしいと感じる人もいるかもしれないが、左右の聴力に差がある場合や、左右のバランスを微調整しながら音楽を楽しみたいには重宝する仕様だ。

 音漏れが非常に少ないことも特徴。音楽を再生した状態のままイヤホンを外しても、普段音楽を聴く程度のボリュームであれば音が鳴っていることはほとんどわからない。

 細かいところで気になるのは、充電中にクレードル内でイヤホンの電源が勝手にオンになってしまうことがある点だ。購入後に気になってサポートに問い合わせたところ、クレードルの充電残量が少ない場合に起こる現象とのこと。クレードル単体で充電してからイヤホンを入れることで解消できるが、少々不便を感じる。

 また、長時間使った場合に耳たぶへの負担がやや大きいのも難点だ。短時間だとさほど気にならないが、つけっぱなしにしていると、痛くなるというほどではないものの「耳たぶが疲れる」という感じがある。

 一方で、着脱のしやすさは左右分離型だからこそのメリットだ。この後に紹介する耳にかけるタイプの場合、イヤホンを外すときに髪が乱れたり、マスクが外れそうになったりといったことが起こりやすい。外出先でスマートに使うのであれば、こちらのタイプのほうが適しているだろう。

耳かけスタイルは負担の少なさが魅力

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AfterShokz「AEROPEX」(税込1万9998円)

 先述のPEACEで骨伝導デバイスの使い勝手の良さに魅力を感じ、自宅作業用に導入したのが「AEROPEX」だ。

 ちなみに、この製品を出している「AfterShokz」は、骨伝導デバイスの定番ブランド。ほかにも、より安価な「OPENMOVE」や、稼働式のマイクを備えた「OPENCOMM」など多数のラインナップがある。

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耳にかけて使うタイプだが、メガネとの併用はさほど気にならない

 こちらは本体を首の後ろから回して耳にかけるタイプ。小型の振動ユニット部が頬骨に当たるように装着する。

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マグネットで吸着する独自の端子を採用

 充電には専用のケーブルを使用する。出先で充電するためにはこれを持ち歩かなければならないのが少々不便だ。

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振動ユニット部のボタンでは、再生/停止や着信応答などを行う

 操作ボタンは、左の振動ユニット部に1つと、それよりやや後方の充電端子の横に2つ搭載。音量の+−や電源などのマークが刻印されているので、マニュアルを見なくても最低限の操作をすぐ行えるのが便利だ

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