コンサルティング業界の口コミ評価ランキング。就活人気企業の働きやすさは?
マッキンゼー、インクグロウ社員の口コミは?
【マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社】
(コンサルタント、在籍3年未満、男性)
強み:圧倒的なブランド力とそれに支えられた人材の質。クライアントインタレストファーストとピープルディベロップメントの両輪を重んじるカルチャーの強さ、深さ。
弱み:デジタルへの取り組みの遅れ。
事業展望:クライアントインパクトを最大化するための一つの解として、実行支援が増えており、今後も拡大するのではないか。
【インクグロウ】
(新事業創造部、営業、係長、在籍5~10年、男性)
強み:中小企業マーケットに属していること、事業承継という中でも有望マーケットに属している。単に経営情報の提供だけでなく、経営革新やM&Aなど中小企業支援を行っていたことや、30年来金融機関とともに続けてきた歴史。
弱み:若いメンバーが多く、会社として支援実績はあるものの、個々人のレベルではまだまだ実績が少ない。リアル中心の中小企業支援であったため、ITを活用した中小企業支援への取り組みが弱い。
事業展望:中小企業の事業引継ぎ件数No.1、他にはない唯一無二の中小企業プラットフォーム。
【イグニション・ポイント】
(コンサル、コンサルタント、在籍3年未満、男性)
強み:実は特にない。ブランディングに力を入れているところ? 等。あとはやっとたちあがってきた新規事業次第。
弱み:強み・特徴が特にない普通の中小コンサルファームであること。
事業展望:新規事業の部分の強化。コンサル→新規事業の流れの方法論・フレームワークの確立。
A.T.カーニー、BCG社員の口コミは?
【A.T.カーニー株式会社】
(コンサルタント、在籍3年未満、男性)
強み:業界を代表する企業からのリピート率の高さ-依頼企業の8~9割は継続して発注-前述の通り、クライアントは各業界のトップクラスの企業が多い。論理と人情を兼ね備えるコンサルタント-提言した戦略を実現させ、クライアントに変革をもたらすことをファームとしても目標としている-現場を動かすことができる”ウェットさ”を持ったコンサルタントが多く所属している。
弱み:自由であるが故の属人性。Mck、BCG、Bain等と比較して相対的な“外”への発信の弱さ。
事業展望:各パートナーが大口クライアントとの強いコネクションを持っているため、業績は安定的に推移していくものと思われる。既存クライアントの新たな経営課題の解決や新規顧客の開拓のためにも、デジタルやアナリティクス等の専門性を持った人材を引き付ける、もしくは育成することが必要と思われる。
【ボストン・コンサルティング・グループ】
(バックオフィス、在籍3年未満、女性)
強み:日本を代表する幅広い業界の大企業をクライアントとし、そこにコンサルタントの人間力で懐深く入り込んで、長くケースワークできるのが強み。多少のことでは収益も悪化せず、長年二桁成長が続いている。
弱み:コンサルタントの経費面での意識が相当低く、おそらくコストが利益を圧迫している。特に最近オフィス移転をしたためか、さまざまなところでモチベーションが下がるくらいの露骨なコスト削減が見られた。毎週提供されていたフリーランチ(カレー)の廃止、無料コーヒーの量削減、ゴミ箱回収ポイントの廃止、などなど…。私の入社当時に感じていたプレミアム感はほぼなくなって、どこにでもある会社になったように感じる。
事業展望:他ファームに比べて外資系の色が薄いので、日系企業とはうまくやっていけるのでは。日本のGDPが相当悪化しない限り安泰な気がする。
【ドリームインキュベータ】
(コンサルタント、在籍5~10年、男性)
強み:コンサルティングに加え、ベンチャーインキュベーション機能を持っている点。
弱み:二つの機能がうまくシナジーを出すまでのチームカルチャーに欠ける点。
他業界と比べて、「クチコミの文字数ボリュームが非常に多い」ことに加えて、「インデントを伴う構造的な箇条書き」が見られたのが特徴でした。「構造的な箇条書き」については、コンサルティングの実務で叩き込まれるのでどうしても身につかざるを得ないのでしょう。
次の項目ではこれらのデータをさらに整理・要約していきます。