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吉村知事の発言はまずいが…「うがい薬」に期待できる“意外な効果”

マスクをつけすぎても感染リスクに…

マスク 薬

 日本では飛沫を飛ばさないためにも、外出先や公共の場ではマスク着用がスタンダードとなっている。

ウイルスやPM2.5などの微粒子を防ぐのであれば、サージカルマスクや医療用マスクが必要です。よくある手作りのマスクや、スポンジマスク、ウレタンマスクは飛沫(つば)を飛び散らせるのをある程度は防ぐ効果は期待できるかもしれませんが、そもそも通気性がいいので、感染防止にはならないでしょう。むしろ食事時や、マスクを触った時に、手にウイルスがついてしまうかもしれないので、携帯用のアルコール除菌液で、こまめに手を洗う習慣をつけましょう」

 さらにマスクの常用には思わぬリスクがある。2020年5月に熊本県で行った実態調査によれば、マスクの下では口呼吸になる人が増えているというのだ。

「特にこの傾向は女性に多く、マスクを着けていない時より2.5倍も口呼吸になっていました。年代別では、10歳代以下が43%と最も多く、年齢が上がると口呼吸の割合は減りました。口呼吸をしていると、空気が直接のどの中に入り込むため、鼻呼吸に比べて数倍感染リスクがあります」

 新型コロナに限らず、歯磨きなどで口の中の清潔を保つと、肺炎などのリスクが下がることがわかっている。この夏は口腔ケアで歯周病菌を減らすことを意識したい。

<取材・文/シルバー井荻>

歯科医師・歯学博士。幸町歯科口腔外科医院 院長。国内外に160篇以上の論文を発表、複数のメディアにも登場。著書に『お口からの感染予防』など

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