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ビックカメラを萌えキャラ化?人気SNSアカウント「ビッカメ娘」の誕生秘話

ビジネス

プライベートの経験をうまく活かせた

momocoさん

スタジオでレコーディングすることも

――momocoさんの担当時期に、ナイセンのマーケティングが躍進したのはなぜでしょうか。

momoco:「時代の流れ」と言ってしまっていいと思います。私が専門学校を卒業し、ナイセンに入社したのが2014年ですが、Twitterが「みんなやってるもの」になったのはその時期です。それより前も、やってる人はたくさんいたけど、全員じゃなかったから。

 同時に、「はっちゃけた企業公式アカウント」も話題になってきました。たとえばSHARPさんとか。話題が豊富で、フォロワーに返信を返すタイプのアカウントですね。私はもともと“オタク女子”で、以前からTwitterをやっていたので、その時代にうまく合わせることができたのかな……と思っています。プライベートの経験をそのまま使っているだけというか。

“時間帯”と“トレンド”を活かす

――SNS運営ですぐに使える技がありましたら、教えてください。

momoco:一番は、時間帯が大事ですね。働いている人のお昼休み、朝晩の通勤時間帯には、SNSへのアクセスが増えます。そういった“刺さる時間帯”に投稿することで、多くの人に見てもらえるはずです。例えば、朝担当・昼担当・夕方担当……を分担していれば、どの時間帯にも確実にツイートを残せるので、有利になります。

 あと、Twitterの場合には「トレンド」も重要です。トレンドに入っている言葉のうち、「あ、これ行けそうだなー」と思ったものは積極的に利用するといいと思います。

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