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リモートで集中できない…悩める20代が使った「スマホアプリ」とは?

学び

学習管理アプリでわかった、長すぎるスマホタイム

リモート会社員

 仕事がはかどらないだけでなく、それと連動するように空いた時間もグダグダと過ごしてしまい、プライベートの時もくつろげないという話もよく聞きます。職場とプライベートの場所が混同することで、時間の使い方にメリハリがなくなってしまうのです。

「僕も在宅が始まってすぐは仕事に飽きるとだらだらスマホをいじってしまいました。外出もできないので、休日もベッドの上で惰眠をむさぼり……。でも、それじゃあもったいないなと思って、アプリで時間を管理することにしました」

 受験生が使っているような学習管理のアプリを使って、自分が何にどのくらい時間を使っているか見てみたら、あまりにもスマホを眺めている時間が長すぎることに気づいた上野さん。「改善するべきだな」と思い、とりあえず空き時間に自分がやりたいことを考えてみることにしました。

必要な時間が可視化できるように

「スマホを眺めるのは1日1時間と決めて、他の時間は趣味と勉強に当てようと決めました。とりあえず仕事のために学びたかったPython(パイソン)というプログラミング言語の勉強を毎日2時間することにしました

「そのための趣味の時間が、平日は1日1時間。そうすると、仕事の後に風呂の時間などもいれると、余暇の時間で4時間は必要になるので、逆算して早起きしたり、スマホをいじらずにちゃっちゃと仕事を終わらせようという気持ちになれるようになりました。

 職場は人の目があるので、ある意味強制的に時間のマネジメントをしてもらえていましたが、家にいるとそれがなくなってしまうので、結局『自分に厳しくしないとだめだな』と思いましたね」

 できるビジネスマンは、自分のモチベーションを保つための工夫を上手に行っています。仕事に対してやる気が出ないというのはある程度誰でもそうなので、自分は何があればそのやる気が出せそうか、一度考えてみるといいかもしれません。

特集 20代のおうち時間改革

<TEXT/ミクニシオリ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

1992年生まれ・フリーライター。広告業界で絵に書いたような体育会系営業を経験後、2017年からライター・編集として独立。週刊誌やWEBメディアに恋愛考察記事を中心に寄稿。Twitterでは恋愛・人生相談にも回答しています
Twitter:@oohrin

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