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年末年始の休暇、何日とれる?「9日間」が最多だが中小企業は…

学び

流通・飲食は「休業or時短営業でいい」が8割

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提供:「『年末年始に働くこと』についての意識調査」(サイボウズ チームワーク総研)

 小売業や飲食業など、業界の性質上、年末年始に関係なく出勤しなくてはならない人もいるでしょう。

 しかし、「大晦日から三が日の間、どのような営業状況が良いか」という質問では、デパートや百貨店、コンビニ、スーパーマーケットなどの流通業、カフェ(チェーン系)、ファミリーレストランなどの飲食業、また通販について「完全休業でも良い」「完全休業は困るが、時間などを減らして、でも良い」と答えた人がそれぞれおよそ8割となっていました。

 働き方改革が推し進められる中で、消費者側もより柔軟な考えを持てるようになってきているのかもしれません。

 一方で、ホテル・旅行業、交通機関に関しては「完全休業でも良い」「完全休業は困るが、時間などを減らして、でも良い」と答えた人は5割弱にとどまりました。

「年末年始に休むことは無理」との声も

 回答者からのコメントを見てみると……。

「他の日に休日を同じ分だけ振り替えることができるなら働くこともいいのではないかと思う」(39歳・男性)

「よりこれまでの在り方や、凝り固まった組織にとらわれずに、スケジュールを各々がマネジメントできるようになれば良いと思う」(28歳・男性)

「サービス業をしている為、年末年始は休みがない。せめて、元旦はどの業種も休みにするべき」(24歳・女性)

「サービス業は書き入れ時なので経営視点から見ても休むことは無理だと思う」(37歳・男性)

 業界上、年末年始に休むことを半ば諦めている人もいれば、振替休日を望む声も。

 業種に関わらず、彼らの意見のように休日を振り替えたり、社員がそれぞれバラバラに休日を取るような仕組みが広まれば、年末年始の交通機関や娯楽施設の混雑の緩和にも繋がりそうです。

<TEXT/bizSPA!取材班>

調査概要
調査内容:「『年末年始に働くこと』についての意識調査」(サイボウズ チームワーク総研)
調査対象:20代~50代の正社員男女400名(20代:男性50名 女性50名/30代:男性50名 女性50名/40代:男性50名 女性50名/50代:男性50名 女性50名)
調査期間:2019年11月23日~2019年11月24日
調査方法:インターネット調査

bizSPA!フレッシュ編集部の記者(編集者)が、20代のビジネスマン向けに、気になる世の中の本音や実情を徹底した現場取材で伝えます。

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